BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ベリカードこぼれ話 (15)  3Dベリカード

2018-02-28 | BCLアラカルト
ユニークなベリカードとしては、少し変わった見え方のする「3Dのベリカード」もあります。
3 Dimensions(次元) 略して3D、絵や写真、文字が立体像として見えるもので、いわゆる、立体写真です。

「ラジオたんぱ」が、1992年に発行したベリカードで、「ステレオ写真」になっています。



ステレオビューアとして、下の部分に凸レンズが2つ付いていて、引かれているA線とB線個所を谷折りして立て、レンズで2枚の写真を覗くと、像が立体的に浮き上がって見えます。サイズは22cm×11cmの大きさで、商品名を「デルカード」と言うようです。(カード下の部分の画像です)



左下の地球が一番奥に、日本列島が次に、右下の地球、左上の地球が一番手前に、地球も球体に見えます。

(昔、「立体写真」と呼ばれた方式で、明治時代に流行ったようで、立体メガネを使って写真を見る女性の写真がネットにありましたので、取ってきました)



次は、同じ3Dでも、模様などを描いた絵の中に、何かの像を浮き上がらせて立体的に見せる方式もあります。

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」が、1997年に発行したベリカードで、花々の中に「AWR」の文字が浮かび上がります。AWRドイツのジークフリート・ウイットワーさんの作だそうです。(この画像では見れません)



1990年代に3Dの本が流行しましたが、その方式を採用しているようです。

「ラジオ・ネダーランド・ワールドワイド」のです。比較的良く見かけるもので、細かい線が刻まれたプラスチックが表面に貼られています。観光絵ハガキを利用したベリで、厚みもあり、けっこう重たいです。



少し見る角度を変えて視ると、右の2人の女性や風車が手前に見え、立体的に感じられます。2012年6月29日でRNW最後の短波放送を聴いていただいたカードです。 


(3月から、このブログは飛び飛びの掲載になります)

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