BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ベリカードこぼれ話 (16)  木製ベリカード

2018-02-23 | BCLアラカルト
新しく紹介するベリカードがありませんので、以前にいただいたのからです。

ベリカードと言えば、紙製ですが、変わった素材を使ったベリカードも少しありますので、紹介します。

木を薄くしてカード状にしたベリで、ユニークなベリカードをいろいろ出している、AWR「Adventist World Radio」 からのです。ヨーロッパの聖職者シリーズとして、宗教改革の先駆者たちが取り上げられていて、1994-95年にいただいたものです。

宗教改革の中心人物として知られている、「マルティン・ルター」です。



教会が、お金と引き換えに免罪や救済を与えていることに反発。1517年にヴィッテンベルクの城教会に「95カ条の論題」を貼り出したことがきっかけとなり、宗教改革が始まったと言われていて、ドイツ語訳聖書を出版し、ルーテル教会の創始者となりました。

「ジャン・カルヴァン」です。



フランスの神学者で、聖書の記述に忠実な神権政治をジュネーブで行いました。プロテスタント教会の一つである改革派教会は、彼の思想の流れを汲み、近代資本主義の精神的原動力になった、とのことです。

AWRの木製ベリは、他にもありますが、まずは2枚を取り上げてみました。

もう1つ、木製ではありませんが、植物繊維(ヤシの繊維?) を編んで作られた布状のものが、張り付けられています。

マダガスカル島・MGLOB「Malagasy Global Business S.A.」タランタ・ボロノンドリー(Talanta Volonondry) 送信所から放送されていた、BVB「Bible Voice Broadcasting」の日本語番組「希望の灯(ともしび)」を2015年に聴き、MGLOBへ受信レポートを送っていただいたものです。

マダガスカルの人々や風景、送信所アンテナなどの写真が、島の形に切り抜かれて載せられているデザインになっていて、右側半分が布貼りです。



さて、他にもあるのでしょうが、持っている、変わったのはこれだけです。

ところで、一般的に紙が使われている郵便切手の素材についてみると、外国切手には、金や銀箔、布、磁器、ガラス製など多様な材料が使われている、ユニークな例があります。(日本切手にも金箔印刷のが)

まあ、切手は商品ですので、額面に係わらず、かかったコストを上乗せして売価で売れますし、変わった切手コレクターもいるので、金額にこだわらず買うでしょうから、どんな素材であっても発行できるのでしょう。

ベリカードは、BCLがお金を払って買う商品ではありません。コストを考えると変わったのは出来ませんので、あまりバラエティはないようです。




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