チェコの、「ラジオ・プラハ」インターネット英語放送を、1月に聴いていだいた、ベリカードです。
今年、2018年のベリカードは、「ラジオ放送設備」シリーズです。
最初のカードは、ブラットナフォンと呼ばれた昔の鋼帯録音機、「マルコーニ・スティーレ録音機の写真」です。
磁気録音機は、1898年にデンマークのヴァルデマール・ポールセンが、鋼線を使った録音機、「テレグラフォン」を完成させたのが、世界初と言われています。
1929 年に、英国ブラットナ映画社が、トーキー映画用に鋼帯録音機、「ブラットナフォン(Blattnerphone)」を開発しました。ラジオ用には、BBCが初めて利用。世界中への放送やリハーサル直後の再生、また、大事な演説やニュースの保存に活用した、と言われています。
写真の機材は、1935年頃の英国マルコーニ社製、「マルコーニ・スティーレ録音機」のようです。幅3mm、厚さ0.08mmのタングステン鋼テープを使い、30分間録音が可能であったそうです。ただ、大型の機材でしたので、その操作性には難点があったようです。(ネットにあった操作中の画像を取ってきました)
その頃には、ドイツAEG社がテープレコーダー「マグネトフォン(Magnetophon)」の開発に成功し、同時にアセテートベースのテープに酸化鉄を塗布した、磁気録音テープが登場してきました。
さて今回、あわせて、プラハ城の写真が使われている年賀状をいただきました。昨年と同じカードで、右上に「Pf」の文字が書かれています。
Pfは、「pour féliciter」の略語です。チェコの画家、ヴィクトール・ストレッティという方が、新年のあいさつ「お祝いのために(おめでとう)」として、このフランス語を用いたのが始まりだそうで、チェコで伝統的に用いられている新年用語のようです。
今年、2018年のベリカードは、「ラジオ放送設備」シリーズです。
最初のカードは、ブラットナフォンと呼ばれた昔の鋼帯録音機、「マルコーニ・スティーレ録音機の写真」です。
磁気録音機は、1898年にデンマークのヴァルデマール・ポールセンが、鋼線を使った録音機、「テレグラフォン」を完成させたのが、世界初と言われています。
1929 年に、英国ブラットナ映画社が、トーキー映画用に鋼帯録音機、「ブラットナフォン(Blattnerphone)」を開発しました。ラジオ用には、BBCが初めて利用。世界中への放送やリハーサル直後の再生、また、大事な演説やニュースの保存に活用した、と言われています。
写真の機材は、1935年頃の英国マルコーニ社製、「マルコーニ・スティーレ録音機」のようです。幅3mm、厚さ0.08mmのタングステン鋼テープを使い、30分間録音が可能であったそうです。ただ、大型の機材でしたので、その操作性には難点があったようです。(ネットにあった操作中の画像を取ってきました)
その頃には、ドイツAEG社がテープレコーダー「マグネトフォン(Magnetophon)」の開発に成功し、同時にアセテートベースのテープに酸化鉄を塗布した、磁気録音テープが登場してきました。
さて今回、あわせて、プラハ城の写真が使われている年賀状をいただきました。昨年と同じカードで、右上に「Pf」の文字が書かれています。
Pfは、「pour féliciter」の略語です。チェコの画家、ヴィクトール・ストレッティという方が、新年のあいさつ「お祝いのために(おめでとう)」として、このフランス語を用いたのが始まりだそうで、チェコで伝統的に用いられている新年用語のようです。