BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

国宝級文物 自由中国の声 (2) (1990-1994年)

2014-07-29 | 海外局ベリカード
VOFC「自由中国の声」日本語放送のベリカードで、中国の国宝級名品の写真となっています。

昨日の続きで、1990~1994年にかけていただいたもので、昨日、紹介した以外のカードです。

1990年のカードは、ちょうど日本語放送開始40周年にあたっていましたので、表面には、記念のスタンプが押されています。


また、この前後、馬中苑さんが確認したカードには、馬さんの名前と「謝謝你的來信(お便りをありがとう)」の青いスタンプが押されているのがあります。


清代の琺瑯の爐(ろ)で、取っ手は龍をかたどっています。


中国では、古くから龍は皇帝を象徴するものとされ、皇帝が使う日常の品々にも、目印のように龍の姿がデザインされています。

明代の筆と硯です。
これも龍の姿が描かれていて、硯には國寶の文字が浮き彫りされています。

清時代の壷です。
長江の支流・漢水沿いにあったという、断崖の赤壁を描いているそうです。

宋の時代の、詩が書かれた紙本です。

元時代の、カモの絵と詩の作品です。

かつて、北京の紫禁城に収蔵されていた歴代皇帝が収集した文物は、日中戦争中に運び出されて、その多くは、台北にある国立故宮博物院に収蔵・展示されています。

現在、東京国立博物館では、9月15日まで「台北 國立故宮博物院-神品至宝」と銘打った特別展が開催されています。
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