長く使われ、親しまれてきた「HCJB」の名称が、今年1月に「Reach Beyond」へと変わりました。
とは言うものの、まだ放送では、HCJBが使われています。
1931年にエクアドルで放送を始めた時のコールサイン「HCJB」を、スペイン語で“Hoy Cristo Jesus Bendice”(イエス・キリストが祝福するこの日)や、英語では“Heralding Christ Jusus’Blessings”(イエス・キリストの祝福を伝える)が、あてられてきました。
また、通称として、“La voz de los Andes” や“Voice of the Andes”「アンデスの声」を使っていたのが、懐かしい思い出となりました。
以前のブログで、1973年のベリカードまでは紹介したことがありますので、1974年のからです。
この年から、HCJBの後にWorld Radioが付き、“HCJB World Radio”と名乗るようになりました。その後、2007年に“HCJB Global”と改称されるまで使われました。
だいぶ、前置きが長くなってしまいました。
アンデス山脈が南北に通っているエクアドルは、5千m級の山々が多くあり、1974年のカードは「登山シリーズ」で、高山と登山者の写真が使われています。
赤道直下の火山・チンボラソ山(6,310m)で、エクアドルでの最高峰です。
また、この山の頂は、地球の表面上で最も地球の中心から離れたところにあるそうです。
と言うのは、海抜で見た場合の世界一高い山は、8,848mのエベレストですが、赤道直下の方がエベレストのある北緯28度よりも地球の半径が大きくて、水面も高いため、標高で比べればエベレストのほうが約2540m高いことになりますが、地球の中心からの距離では約6380kmとなり、チンボラソ山の方が約2.1km上回っているといいます。
アルター山(5,139m)です。エクアドル中央部のサンガイ国立公園にあります。
同じ公園地域内には、次のカードのサンガイ山(5,230m)もあります。
活火山で、マグマが流れ出している写真です。
コトパクシ山(5,897m)は、チンボラソに次いで、同国2番目の高さです。
噴煙をあげる活火山で、形が日本の富士山に似ています。
アンティサナ山(5,704m)です。高さ5,000mを超えると、山頂は雪で覆われていますので、登っている登山家たちもたいへんな様子です。
イリニザ(ス)山です。イリニザ・ノルテ(北峰5,117m)と、イリニザ・スル(南峰5,263m)があるようです。
さらに、紹介が長くなりますが…
1974年のベリカードには、このほか、年号の入ったエクアドルの風景カードがあります。なぜか、白黒写真が使われています。
店先の木につながれたロバの写真です。
あと1枚のは、持ってはいませんが、インディオマーケットでバナナを見ている、尾崎久子さんの写真のカードです。
これら2枚は、1月~4月頃までの受信に対して発行されたものです。
表面については、前年1973年の様式を踏襲していますので、何らかの理由で、この年の途中で変わってしまったようです。
後からの登山シリーズは、HCJB World Radioのマークが入れらているのと、印刷されている技術部長のローレーさんのサイン名が、サムエルからサムになっています。
とは言うものの、まだ放送では、HCJBが使われています。
1931年にエクアドルで放送を始めた時のコールサイン「HCJB」を、スペイン語で“Hoy Cristo Jesus Bendice”(イエス・キリストが祝福するこの日)や、英語では“Heralding Christ Jusus’Blessings”(イエス・キリストの祝福を伝える)が、あてられてきました。
また、通称として、“La voz de los Andes” や“Voice of the Andes”「アンデスの声」を使っていたのが、懐かしい思い出となりました。
以前のブログで、1973年のベリカードまでは紹介したことがありますので、1974年のからです。
この年から、HCJBの後にWorld Radioが付き、“HCJB World Radio”と名乗るようになりました。その後、2007年に“HCJB Global”と改称されるまで使われました。
だいぶ、前置きが長くなってしまいました。
アンデス山脈が南北に通っているエクアドルは、5千m級の山々が多くあり、1974年のカードは「登山シリーズ」で、高山と登山者の写真が使われています。
赤道直下の火山・チンボラソ山(6,310m)で、エクアドルでの最高峰です。
また、この山の頂は、地球の表面上で最も地球の中心から離れたところにあるそうです。
と言うのは、海抜で見た場合の世界一高い山は、8,848mのエベレストですが、赤道直下の方がエベレストのある北緯28度よりも地球の半径が大きくて、水面も高いため、標高で比べればエベレストのほうが約2540m高いことになりますが、地球の中心からの距離では約6380kmとなり、チンボラソ山の方が約2.1km上回っているといいます。
アルター山(5,139m)です。エクアドル中央部のサンガイ国立公園にあります。
同じ公園地域内には、次のカードのサンガイ山(5,230m)もあります。
活火山で、マグマが流れ出している写真です。
コトパクシ山(5,897m)は、チンボラソに次いで、同国2番目の高さです。
噴煙をあげる活火山で、形が日本の富士山に似ています。
アンティサナ山(5,704m)です。高さ5,000mを超えると、山頂は雪で覆われていますので、登っている登山家たちもたいへんな様子です。
イリニザ(ス)山です。イリニザ・ノルテ(北峰5,117m)と、イリニザ・スル(南峰5,263m)があるようです。
さらに、紹介が長くなりますが…
1974年のベリカードには、このほか、年号の入ったエクアドルの風景カードがあります。なぜか、白黒写真が使われています。
店先の木につながれたロバの写真です。
あと1枚のは、持ってはいませんが、インディオマーケットでバナナを見ている、尾崎久子さんの写真のカードです。
これら2枚は、1月~4月頃までの受信に対して発行されたものです。
表面については、前年1973年の様式を踏襲していますので、何らかの理由で、この年の途中で変わってしまったようです。
後からの登山シリーズは、HCJB World Radioのマークが入れらているのと、印刷されている技術部長のローレーさんのサイン名が、サムエルからサムになっています。