BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

VOA (3) 放送施設 (1994-2010年)

2014-05-15 | 海外局ベリカード
「Voice of America」からいただいたベリカードで、これらは普通のサイズです。

1994年のは、タイのウドン・タニ(Udon Thani)に、新たに建設された送信所からの英語放送を聴いたものです。
バンコクの北方560kmにある送信所は、前年4月から500kw送信機によりテスト放送を始めていました。

特別カードには、日本、中国、ロシアなど、サービス対象地域となっていると思われる扇形が描かれています。


ところで、白色をベースにしたカードになっているのが気になっていますが、テスト放送の時は、こうした白色を使うような、ならわしになっているのでしょうか。他の局でも、白ベースのテスト期間カードがありますので。

この送信所の完成により、日本語放送を含む「ラジオ・タイランド」の番組も、ここから送信されるようになりました。

1996年のは、世界地図が描かれたカードで、「VOA looking toward tomorrow」の文字があります。

「明日に向かって…」 1992年にVOAは放送開始50周年を迎えましたので、それを1つの節目と考えて、作られたカードなのでしょう。

2001年のは、VOAモロッコ送信所の写真です。
柵の手前で、ラクダがのんびりと草を食べています。
ここには、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中央アジアに向けての、500kw送信機が10台設置されているようです。

2007年のは、カリフォルニア州デラノ送信所のアンテナの写真です。


見渡す限り遠くの方まで、短波送信用アンテナが林立しています。
アメリカの西海岸側にある短波送信所と言えば、ここが大規模で有名でした。そういえば、かつての国連の日本語放送もここからからでした。
今は、送信所も廃止されて、跡地は他の施設に利用されるようです。

しばらく、聴かないうちに、VOAのロゴが変わっていました。

ドイツにある送信所に置かれた、ラジオとTVの通信衛星用パラボラアンテナの写真です。


IBB(International Broadcasting Bureau米国国際報道局)によって運営されている送信所です。
IBBは、国防総省(ペンタゴン)に所属するBBG(Broadcasting Board Governors米国政府放送管理局)が制作し提供している番組を、放送している国際放送局の総称だそうです。

IBB送信所の1つで、スリランカのコロンボ近郊にある、イラナウィラ送信所のアンテナと夕焼け空です。

VOA英語放送を2010年に聴いていただいたものですが、カードには、VOAではなくIBBのロゴが入っています。
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