こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

1月1日(土)~2日(日) : 今日も365分の1日に過ぎず。

2011-01-03 00:30:00 | 音楽帳
1月1日(土)元旦
大晦日に続き、ユズ湯に入る。
14:30和菓子をお正月のお年始に買い実家に向かう。





15:30実家に行くと兄夫婦が先に来ている。
お刺身・なます・恵比寿様の抱えていそうな鯛の塩焼き。。。
みんなお酒を呑む中、禁酒2ヶ月を経た自分はノンアルコールビールとお茶で付き合う。



お袋さんが2010年ハマっていた朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編を録画したものを見ながら過ごす。
自分らの世代からすると、まさか水木しげるがこんなメジャーな世界でみんなに受け入れられるとは思わなかった。
お袋さんは、水木しげる88歳の米寿のお祝い展に行き、ゲゲゲの鬼太郎グッズで一杯である。
朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」は大好きで1日4回観ていたという。
朝BS7:30、地上波の朝、地上波の昼、BS夜と。
全く、この80歳を超えても、様々なロックのコンサートに月1回通い、好きなモノには、糸目を付けずエネルギーの走るままに暴走するお袋さんの圧倒的なアナーキーさには感服する。

兄夫婦も鳥取に旅行に行ったそうだが、ヒト駅ヒト駅ごとにゲゲゲの鬼太郎の飾りつけ・キャラクターの模型の撮影班の老齢者で一杯だったという。

生前、嫉妬心の一倍強い手塚治虫さんが、水木さんの独立独歩で書く姿勢とマンガにえらく嫉妬したという。

決して長生きすることが人生では無いし、早くに猛烈な作品量を残して散っていった手塚治虫さんと比べて、ヒトとしてどちらがシアワセかわからないが、水木さんも生きている間に「報い」が来た事はシアワセそのものでは無いだろうか。



22:00自宅に戻り、パソコンを開くと今日は鈴木邦男先生の書いた文章を読んで過ごす。

実家でも余り出てきた御馳走に手を付けなかった自分。
最近は、本のシンプル・ライフと同じくして、食べたいと思ったときに必要に応じて必要な量しか食べないので、あっという間に12Kg減った。

元々、ニンゲンに1日3食は不要だと、最近痛感する。
社会の歯車のように、時間が来たらしきたり通りに食べる事は余り良くない。

ニンゲンというものは、食べる事で、カラダのバランスを崩す。
適当な空腹感があるくらいが丁度良い状態。
よく、昼ご飯食べて、午後眠くなったり・だるくなるのもそのせいである。

無理して、カラダが欲しくないものは入れる必要など無いのだ。

***

1月2日 日曜日
11:00ヘンな夢を見て起きる。

夢とは、言いづらいが性的な夢だった。
なぜか、自分は「東電OL殺人事件」のあった渋谷のホテル街の道を歩いていた。

MZ師から「今日、地震あっただろう」と言われたが知らなかった。
「それでか・・・」と勝手に解釈。

その地震が、自分の防衛本能に作用して、性的な夢に繋がったと勝手に思っている。

お茶を沸かし、濃い緑茶を飲み、一服点ける。
ダンスリーの教授の曲を聴く。

「うたの復興/肉声の伝播力」を目指し、教授独特のオリエンタリズム・民族色を交え創った「左うでの夢」。

「あげるよ ぼくのかけら
ありがとう きみのかけら」



今日も所詮は365分の1日なり。

午後、ネットで検索しつつ、様々な文章を読み・音楽を聴いて、ひきこもりで過ごす。

夕方、18時過ぎにラジオを付けると美輪さんが高笑い。
しばらく聞くが、ラジオも切ってネットをしながら思索に耽る引きこもり生活。

夜、洗濯と掃除。
そして、ゴミ屋敷を捜索。
昔のFM雑誌が出てきて眺める。

「何かをする」というのは仕事。
年賀状書き・あいさつ回り・初詣・・・
いろいろしきたりがあるが、そんなものに追われるのも、やはり「仕事」。

せめて、お正月は「仕事」に追いかけられず、奔放に過ごす。
年賀状書き・あいさつ回り・初詣・・・
全て無視。
社会や他人には何の意味も無い・役の立たない好きな事をする。

これが、正しい正月の過ごし方の極意なり。

コメント (4)
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