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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

講義の後では

2005年06月23日 | Weblog
いつも、さまざまな気持ちが交差して複雑な感情の中で漂う(一日に三コマやるので、するとだいたい100人くらいの学生の会うので)。だから、『十八番』という焼鳥屋でしばしクールダウン、してから帰宅することにしている。

夕方、三時間目(時間割的に言えば五限目の)の美学特殊研究は、「笑い」を論じている。いまは、フロイトの機知論二回目である。アブジェクション概念がでればキャシー塚本も登場する実に享楽的な授業なのであるが、難解な素材を実に生き生きとすくすくと聴講してくれる学生達。帰りに、話をしなければ確実にヤンキーorやくざと思い込むだろうルックスの学生二人と話し込み、泣きそうな気持ちになりながら(感動しててってことで、かつあげされてってことじゃないです、よ)、別れた。

こういう日のビールは格別である。来週はもっと活きのいい授業がしたい、最近、授業の話題に比してぼく個人に元気がないもので、学生諸君失礼してます。

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