Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

出記

2010年01月31日 | Weblog
昨晩は、Aの家で晩ご飯を頂き、飲んでしまったので泊めてもらった。今朝帰宅。行き帰りは車で三十分。ユーミンの『ひこうき雲』を聴きながら。彼女の故郷だからじゃないと思うけれど、景色と音楽が絶妙に響き合う。
はじめてAと出が夜をどう過ごしているのか知った(Aは退院からずっと実家に暮らしている)。まるで巣ごもりする小動物の親子のようだった。三時間おきに、つまり夜九時、十二時、三時、六時とミルクを与えるのだけれど、その度に話しかけながら、やさしくあやしている。まだ出はミルクがあまり好きじゃない。抵抗する腕の力が次第に強くなっている。ほ乳瓶をくわえながら、「いやだなー」って顔して腕で軽く払おうとする。それを、微笑してみているA。その2人を薄闇越しにみていた。こちらもうとうとしていた。静かな夜に子守歌を聴く。

1月30日(土)のつぶやき

2010年01月31日 | 80年代文化論(音楽)
17:32 from web
いそがしくってあわわわ。
17:34 from web
どんな音楽を出に聴かせるかなんだけど。赤ちゃんはラジオのサーっていうノイズやレジ袋のシャカシャカが好きで、それ聴くと寝てしまうんだって。母の体内で聴いていた音に近い?そこから、メタリックな音には結構慣れているのかな、と。でガムランは?と。
17:36 from web (Re: @souta6954
@souta6954 「かわいい!」とは最高の賛辞でございます。どもです。学生パパ!ぼくは新米の大学先生パパです。これからもよろしく~
by kmrsato on Twitter

出記

2010年01月30日 | 80年代文化論(音楽)
日々、出は変化していて、それはとても小さな変化なのだけれど、それでも確実に変化していて、それに応じて小さな発見とか印象とかをもつのだけれど、どんどん変わる展開にイレーズされてしまう。ぼくは出の泣く声が好きだ。声の出ない歪んだ表情が五秒くらい続くと「んああああーっ」っと厭世主義者か君は!と突っ込みたくなるくらいの切ない声であえぐ。でも、そのあえぎは大抵の場合、大きな叫びとなって爆発しないまま、不発弾化してしまう。喜びと悲しみが瞬時に入れ替わる(とはいえ、明確な笑顔はまだない)。赤ちゃんというのは、どうもとてもブルースな存在のようだ。切なく戸惑う。非力。飲みたくなくても、口にくわえさせられる乳首(ほ乳瓶)。まだあごが強くないからなのか、「ぐびぐび」がさほどこちらが望むほどには続かない。それでも、飲む時は真剣だ。そして、飲んだ途端に寝てしまう。近眼なので、まだ世界はおそらく「淡い色の連なり」程度にしか認識できていないのだろう。それでも音には敏感に反応する。匂いも分かるようだ。世界に触れて、処理はでも出来ないまま、映して映して、あるときにそれが像として結ばれるのだろう。その前のある意味幸福なブルースの時間。

『スペインの宇宙食』

2010年01月30日 | Weblog
「気取ってる方が良い。出来る限り気取り腐っていたい。戦争を待つ間なのかも知れない日々くらい、気取り腐っていないでどうする。これが僕の現在の偽らざる気分だ」(菊地成孔『スペインの宇宙食』2003/2009 「エイズは恐らく関係ない」2001)

1月27日(水)のつぶやき

2010年01月28日 | 80年代文化論(音楽)
19:27 from web (Re: @girlie_girlie_
@girlie_girlie_ するとイズー姫ということになってしまい、、、まあいいかな。今朝は「はじめての沐浴」。あと、母乳を直ではなかなか飲んでくれないので、妻は搾乳機で絞ったのをあげたりしてます。
19:28 from web
ところで、新生児にいったいどんな音楽を聴かせるといいんでしょう?
19:33 from web
ちゃんと耳は反応してて、小さな鈴の低い音がするおもちゃを揺するとじっと聴いてるんだよね。妻とぼくはじゃあガムランがいい?かと。みなさま、この世に生まれて一週間のひとに、どんな音聴かせたいですか?
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1月26日(火)のつぶやき

2010年01月27日 | 80年代文化論(音楽)
08:21 from web
起きてすぐ映画を一本見るのが習慣になってる。今朝は『愛の昼下がり』。ロメール。六つの教訓物語の第六話。奥さんが素晴らしく美しくて、出てくる度にため息。
08:22 from web
さて、今日こそ緑の光線からいずを救出しよう。
18:21 from web
はじめての外の空気。病院の玄関を出た時のまぶしさ、寒さに顔をきゅっと歪めたイズー。妻の家が最初の家。さんざん抱きしめた。しばらくぼくは夜は一人暮らし。
18:26 from web
あのー、ミルクってさ、赤ちゃんというのはただただ本能的に欲しがるものと思ってたわけよ。イズーにはそれがいまちょっと苦行で、無理して飲んでる感じ。生後5日なのにもう努力なんてこと、してます!!!
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1月25日(月)のつぶやき

2010年01月26日 | 80年代文化論(音楽)
08:36 from web
今朝KATゆうなから報告が。
「遠藤一郎*帰還式
もー素晴らしかった!!
感動だった!!!
アートとかどうでもよくなってた!!
アート越してた!!
私は数回しか足を運んでないけど、芸術館行けば必ずそこには遠藤さんがいて、展示に見疲れたら外にでて、遠藤さんと話したりできて。 後略」
16:22 from web (Re: @azarassy
@azarassy 「フランス人みたい」とは思ってませんでした。でもそうか、例えばイシドール=イズーとか、そうかな。レトリスムの映画人、悪くないですね~。
16:27 from web
今日は、退院の日のはずが、、、黄疸が出て退院できず。眼帯して、全身に緑の光線を24時間浴びることで治療するんだって。綺麗な緑の光の中で日光浴(?)してた。『緑の光線』みたくなったよ!今朝見てたのは『モード家の一夜』。ますますヒッチとロメールが重なってくる!!
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1月24日(日)のつぶやき

2010年01月25日 | 80年代文化論(音楽)
11:00 from web
昨日KATの現代美術担当ゆうなからMLにて報告が。「今日HOFUKUやってきたよ!ちょっとの時間だけど/絶望と希望どっちも同時に味わえる。私元気になった!!」「絶望と希望どっちも同時に味わえる」ってなんていい表現なんだ!今日ぼくは水戸に行けないので帰還式の報告楽しみにしているよ
11:04 from web
ところで、もう妻はこう呼んでるので、出生届はまだですが、ほぼ確定と言うことで。息子は「木村出(きむら・いずる)」となる見込みです。愛称は「イズー」「いずいず」とかでよろしくお願いします。
11:14 from web
あと、昨日は、卒論面接が終わった後、ロメール『コレクションする女』を見た。ヒッチは事件を疑惑、サスペンスの現場に、恋愛を唯一の真実の在処とした。それに対して、ロメールは恋愛を疑惑、サスペンスの場に設定している。そう再確認したよ。さて、では真実はどこ?そう、偶然の内に。ロメール!
21:50 from web
いやー、あのね、ごめん、すごくかわいいのね。出(いずる)。目がなんだか猫のよう。すーっととがって、つってる。
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1月21日(木)のつぶやき

2010年01月22日 | 80年代文化論(音楽)
09:04 from Keitai Web
七分おきに陣痛きてます。
09:19 from Keitai Web
5分おきになってきたぞ~
13:48 from Keitai Web
いまは小康状態。妻は病院のなかを歩いています。三分おきに陣痛。夜になりそう!?
14:30 from Keitai Web
なぜかつげ義春「貧乏旅行記」もってきて、合間合間に読んでます。三分おきに妻は激しい痛みに普段ちょっと耳にしたことない声をあげてます。がんばれ~
14:54 from Keitai Web
SAKUさんコメントに「やさしい~」とあさがささやいてます。まだまだみたい。寝てます。それでも三分ごとにベットからおりて腰を丸める姿勢で陣痛に耐えてます。
14:56 from Keitai Web
点滴で出産を促進することにいまなりました!
18:58 from Keitai Web
わ~生まれました!超元気な男の子です!
21:20 from web
ようやく、家に帰り、ほっとしてます(あさは数日入院です、でも元気ですよ)。いやー、あごのキュッとしているあたりはあさに似ているんだけど、まぶたのはれぼったい感じはぼくに似てて、、、すごいです。からだが全部この世に出てくる前から泣いてた、とてもおしゃべりな男の子です。まだ名なし!
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行きます!

2010年01月21日 | Weblog
いま1/21 7:50。8時から付き添い可能になるので、行ってきます。
ああ、そわそわです。ブログでつぶやかせてください!

今後は、twitterでつぶくかもしれません。
kmrsatoでよろしくです。

いま私の母に現状報告したところ、「昼かな、、、」なんてぽつり。
昨日は、午後に『戦艦ポチョムキン』を見て、夕ご飯食べて『恋の秋』(ロメール)を見て、そうこうしている内に陣痛が始まりました。

あわわ

帰って来た!

2010年01月21日 | Weblog
男は役立たずですね、家に帰って待機ということで、帰ってきました(1/21 0:40)。
生まれたら電話があり、かかってこなかったら8時に病院へ、ということで別れてきました。助産婦さんに「お任せしました!」というくらいしか出来ず、、、そわそわな一夜になりそう。