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『ベクトルズ』は、どのコンテンツも会話を起こしてテキストにしている。なので、自分がどんなしゃべりのくせをもっているのかあらためて意識させられて、ちょっとつらい。半分くらいはわかっているつもりだけど、ぼくのしゃべりには無駄が多い。「なんていうか」は当たり前におおいけど、「やっぱ」とか「とりあえず」とか、かなり乱暴な言葉遣いがとても目立つ。あと「絶対」とか「すごい」も多い。「絶対」「すごい」は、自分が目下話したい対象へ向かってしゃべっている本人が加速して迫ろうとするが故に出てきているもの、と思う。「「絶対」だし「すごい」のだから、それについて喋ろうとしている訳なんですよっ!」という気迫のようなものを自分の中から駆り立てて喋っている。生きているというのは、そういうエネルギーの放出なのだろう。というか「エネルギーの放出」みたいな仕方でしか、ぼくはひとに対してしゃべれないみたいです。理路整然と即興的にテキストを書きつつそれを読むみたいな、そういうクールな形式などもちあわせておらず、故に一回一回エネルギーをためて出す、みたいにしかしゃべれない……。
同時並行的に大野研究発表の原稿も進める。それだけで、一日があっというまに過ぎた。
『ベクトルズ』は、どのコンテンツも会話を起こしてテキストにしている。なので、自分がどんなしゃべりのくせをもっているのかあらためて意識させられて、ちょっとつらい。半分くらいはわかっているつもりだけど、ぼくのしゃべりには無駄が多い。「なんていうか」は当たり前におおいけど、「やっぱ」とか「とりあえず」とか、かなり乱暴な言葉遣いがとても目立つ。あと「絶対」とか「すごい」も多い。「絶対」「すごい」は、自分が目下話したい対象へ向かってしゃべっている本人が加速して迫ろうとするが故に出てきているもの、と思う。「「絶対」だし「すごい」のだから、それについて喋ろうとしている訳なんですよっ!」という気迫のようなものを自分の中から駆り立てて喋っている。生きているというのは、そういうエネルギーの放出なのだろう。というか「エネルギーの放出」みたいな仕方でしか、ぼくはひとに対してしゃべれないみたいです。理路整然と即興的にテキストを書きつつそれを読むみたいな、そういうクールな形式などもちあわせておらず、故に一回一回エネルギーをためて出す、みたいにしかしゃべれない……。
同時並行的に大野研究発表の原稿も進める。それだけで、一日があっというまに過ぎた。