イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

オイルキャンドルヒーター(その3)

2020-04-23 | ハンドメイド
またしても間が空いてしまいましたが、オイルキャンドルヒーターのつづきです。
引っ張りましたが、これで最終回です。



組み立てて着火、炎の安定性を確認します。
空き缶をセットして、下から新鮮な空気を取り込み、空き缶内に熱をためて暖をとる仕組みです。




空き缶(ビール缶限定ですが)の飲み口側はナイフを缶切りのように使ってフルオープンします。
側面にも穴をあけます。これは実験で3つほどで充分だとわかりました。
真冬の室内で、燃料満タンで6時間の燃焼を確認。
もちろん空き缶自体は触れないほどの熱さになります。
ローソク3本分ですが、上部に手をかざしてもすごい熱量に感じます。
いい感じ!

満タンでは吸い上げる力がそれほどいらないので炎は大きく、逆に燃料が少なくなると炎は小さくなりました。
パイプがタンク下までないので吸い上げる力の限界ですね
点火側パイプの下端は指で触るとやや熱く、タンク蓋はほんのり暖かくなっていた。
なので、アルミ天板の穴を一回り大きく削ってパイプとの距離をとってみました。
タンク自体には熱が伝わると燃料の消費が早まりますからネ。
ついでに収納は蓋をひっくり返して、ケースに入れてコンパクトになりますよ。





そしていよいよ実地実験です。
どれだけ暖かく過ごせるのか2月の寒空の中、野宿してきました。
わくわく
この日の夜は外気温0℃、今シーズン一番の寒さだ。
計画通りテント前室にセット。
一人用の狭いインナー内にはセットできません。
(中に入れられれば相当暖かいのですが)

なんとなんと、暖かさはまったく感じられず!
充分に放熱していますが、あまりの寒さに焼け石に水状態です。
朝まで使用しましたが、暖かさなんてまったく感じませんでした!
(正確には微妙に暖まっているはずなんですけど)
陽が昇ってからアルコールストーブを5分ほどつけたのですが、この方が断然暖かいです。
また、タイベックシートをシュラフの上にかける方がよっぽど暖かいのです。
はぁ~(ため息)



これにめげず、いつか超ミニストーブ完成させちゃる!
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2 コメント

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暖かさが・・ (カワセミ)
2020-04-24 21:44:54
・・足りないのは「第三のビール」だからでしょう フンパツして税率の高いビールにしましょう♪ というのはさておき、暖気が上昇して冷気が寄って来るからちっとも暖かくならないのですね 見た目の暖かさを感じつつ湯たんぽをシュラフの中に入れるのが良さそうです
Unknown (勝また)
2020-04-25 12:12:01
ふふふっ! その通り、安い空き缶の影響です!
実験日があまりに寒すぎました。インナーとフライシートの隙間は暖かくなっていたんでしょうね。
性能のよい小さくなるシュラフを買うのが一番なんでしょうね。

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