イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

野生の轍の裏

2010-07-28 | 野生の轍
OUTRIDER発売中!!

今回の『野生の轍』はカワセミです。
「飛ぶ宝石」なんて形容される、清流に住む美しい鳥です。
・・・と思い込んでいました。
清流にしかいないのだと信じていました!

以前、CB仲間の伊勢原CBさんに「厚木でカワセミが見れるヨ」と聞いたのが気になって、
ぜひにと早朝連れていってもらいました。
R246からさほど離れていない、住宅も並んでいる川です。
肝心の川は清流と呼ぶには程遠い、キレイとも呼べないような川です。
探すことしばし。まあ、僕は後ろからくっついていくだけですが(笑)。
朝日を受けてキッラーーーーン!!と青い軌跡がはしりました。



ほんとにいるんですね! 飛ぶ宝石が! こんな川に!
いやぁ、驚きました。
しばらく川沿いをウロウロキョロキョロしていると、
奇跡的な至近距離に止まったではないですか!
写真は伊勢原CBさんのスーパーナイスなスナイパーショット!!
そのとき、僕はというと、緊張と興奮でカメラを構えることができませんでした。

町を流れる川がキレイになってきたのか?
清流らしい清流も少なくなってきたから、適当な川で手を打ったのか??
ねえ、カワセミさん。


ちなみに、この日はRD125と「タクト」というカワセミ級の取り合わせでした。

    

カワセミで思い出すのが金沢動物園のワライカワセミ。
(オレンジCL250の人がここで働いているんだっけ。彼は元気かな?)
入園者がワライカワセミのケージに近付いてくるのを待って、
いかにもワライカワセミが笑ったかのように僕が影でケラケラケラケラ笑って、
ダマして笑い転げたっけなぁ。まったく幼かったなぁ!
今なら、もっとうまくやる自信があるネ。
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野生の轍の裏

2010-04-27 | 野生の轍
OUTRIDER好評発売中!
今号ではヒキガエルが冬眠だけじゃなくて春眠、夏眠までするという話を書いています。
彼らにとっては、代謝を極端に下げて極力エネルギーを使わない生き方が向いているんですね。

そういえば、以前こんなニュースを読みました。
『山中の崖から落ちて骨折した男性が24日ぶりに救助される。発見時には体温が22℃、
ほとんどの臓器が機能停止状態だったが、後遺症を残さずに回復。』
食べ物どころか、水さえ口にせず、生き残れたのは何故か??
医師は、おそらく冬眠に近い状態だったのでは? と話しています。
いくら極限状態とはいえ、突然すぎないかい、この能力!
恐るべし人間。

僕も『布団から出たくない!お腹が減ってるけど、まだまだ眠り続けたい! むにゃむにゃ』
と、精神的な冬眠に入るときが多々あります。
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野生の轍の裏

2010-02-11 | 野生の轍
遅ればせながら、
今号のアウトライダーの「野生の轍」は、シャクガ(幼虫はシャクトリムシだよ)の中でも
わざわざ寒~い冬を選んで成虫になる通称『フユシャク』を取り上げています。
普通の虫は寒い季節を耐え忍ぶために必死に工夫しているのに、こんなへそ曲がりもいるんです。
メスに羽が無かったり、短かくて飛べない! なんてところが視覚的にも興味を引かれます。
雑木林などで普通に見られる蛾です。
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野生の轍の裏

2009-12-10 | 野生の轍
本文ではトンネル→モグラの話にふれていますが、
長いトンネルをバイクで単調に走っていると、
突然倒れそうな感覚になることはありませんか?
『倒れる!』と思って足を出そうとして、余計にふらついたりして。
あれって恐い錯覚ですね~!
加減速なくダラダラと巡航しているときに起こるようなので、
もう少し目を三角にして走った方が良いのかな。
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野生の轍の裏

2009-09-15 | 野生の轍
OUTRIDER発売中。
今号の「野生の轍」はヒトリガについて書いています。
ランタンの明りや焚火に突っ込んでくる蛾です。内容は本文にて。

これは思い出すだけで頬がキュッとなる蛾のお話。
むかし、夜の日光中禅寺湖畔でゲリラバーベキューしたときのこと。
真っ暗な中、懐中電灯だけでは頼りないと、「カエル」と呼んでいた
超強力なライトを持参していきました。その明るさたるやものすごく、
直視すれば目が潰れそうなものでした。コンロに鉄板をしき、焼ソバ
を作り始めます。灯台のサーチライト並みの光源で照らしながら、肉や
野菜を炒めてると、大量の蛾やカゲロウが鉄板に飛び込んできます。
あまりに虫の数が多くて、手で払うくらいでは意味がありません。
もう、野菜を炒めているのか、虫を炒めているのかわからないくらい。
腹ペコ若者集団でしたから、もちろん平らげました。食べるときには
何を口に運んでいるのかわからないように、ライトを消して真っ暗にして。
う~~、蛾のジャリッとした食感を思い出すと、頬がキュッとなるネ。
 

話変わって、
ご存知CBセニアの『手ぬぐいライダー』さんのページ冒頭で、
『この型のCBのドリブンスプロケットのカバーにはグリスニップルが
ついていて---中略---ここにグリスを貯めておくことにより、走りながら
自動的にチェンへ給油される仕組みになっている。』とありますが、
あれ? あれれ? もしかして僕の勘違いならゴメンナサイですけど、
クラッチアジャスターへのグリスニップルのことじゃないの~。


業務連絡
只今、引越し準備大忙しのため、しばらく遊べません~。
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スズメ

2009-08-21 | 野生の轍

たいへん遅くなりましたが、
今号のOUTRIDER『野生の轍』はスズメです。

本文では詳しく書けなかったのですが、
調べているうちにとんでもない話を見つけたので記しておきます。

1955年、中国では害虫として蝿、蚊、ネズミに加えて、
農作物を荒らすスズメの撲滅作戦が大々的に実施されたそうです。
蝿、蚊、ネズミは見つけたら退治のしようもありますが、
(しかし、撲滅までは不可能だろう・・・)
飛んで逃げるスズメは一体どうしたら撲滅できるんでしょうか??
 
なんと、人民総動員で棒などで追い立てて、飛んで逃げたら
着地したところをまたもワッと追い討ちをかけたそう。
スズメが疲れて飛べなくなるまでこれを繰り返して捕獲したそうです。
どれだけ均等に人を配置したのでしょうか?
スズメが飛んでくるのを待つだけでもくたびれそう。
無茶にもほどがある国家運動だなぁ、と思いきや、
11億羽以上も捕獲したという記述が残っています。
恐るべし人海戦術!!
 
ところが、この話には続きがあって、
スズメは稲だけを食べてるわけじゃなくて、虫も食べる雑食性なんですネ。
翌年にはスズメが少なくなった代わりに虫が大発生して、農作物は前にも増して
大被害を被ってしまいます。
で、スズメ撲滅運動は速やかに撤回されて一件落着。
 
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野生の轍の裏

2009-05-29 | 野生の轍

遅ればせながら、
OUTRIDER連載中の『野生の轍』は不思議な蚊柱のお話です。

夏の夕方など、人魂のようにゆらめく蚊柱の正体はこやつら『ユスリカ』です。
知らずに蚊柱に突っ込んで、驚いて「わっ」と声をあげると口に入ってしまうやつらです。
しかも蚊柱って、逃げようとすると、いつまでも頭の上から離れてくれないんですよネ。
洗濯物にくっついていて、手ではらい落とそうとすると、
簡単に潰れて緑色の汚れを付けてくれるのもこやつら。
 
蚊とクリソツな姿ですが、血は吸いません。
そもそも口がなければ、食物を消化する器官もありません。
あの蚊柱の正体は、こんな寂しいやつらがワイワイ集まって、愛しのハニーを誘い込んで・・・

続きは本文で!!
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ヘビトン

2009-04-13 | 野生の轍
じゃじゃーん!
「水辺に棲む虫の王様」と呼ばれるヘビトンボ様のおな~り~!

むかし、埼玉の高麗川でキャンプしたときに幼虫を捕まえたて、
そのグロテスクな容姿に、大人ながらに大はしゃぎしてしまった。
不思議な形に、お酒を飲むのも忘れて見入ってしまったネ。
 

すっかりアップするのが遅れてしまった『野生の轍』の裏。
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outrider2月号 その3

2009-01-17 | 野生の轍
怒濤の更新!
最後は今号の『野生の轍』の裏です。

以前に皆さんにアンケートした『ミミズにおしっこをかけると、オチンチンが腫れる』の謎にせまりました。
調べてみると、「腫れる」のには諸説ありました。
土を触った手でオチンチンを触るから、ばい菌が入って腫れる。
というのが最も多い理由に思われます。
が!!
最近になって、ある種の大形のミミズは、刺激を与えると体液を飛ばすという報告があるのです。
テレビの番組でも、ミミズがのたうちながら体液を噴射するビックリ映像を何度か目にしました。
条件が揃えば小さな子供の腰の高さまで届くのでは・・・と思います。

『ミミズにおしっこをかけると、オチンチンが腫れる』は俗説や教訓に聞こえますが、
実は恐ろしいまでに真実を語っていたのですヨー!!
 
イラストはバカでかいシーボルトミミズ。きれいすぎて無気味・・・
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アンケート

2008-12-06 | 野生の轍
皆さんに、ちょっとお尋ねしたいのですが、
子供のときに(大人でもいいですが、あまりやらないかナ)
『ミミズにおしっこをかけて、オチンチンが腫れた』
という経験をされた方はいらっしゃいますか??

ちなみに、僕は
小学1~2年生のときにおしっこをかけて腫れたことがあります。
おしっこをかけた翌日に腫れたことを鮮明に覚えています。
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野生の轍の裏

2008-11-19 | 野生の轍
かつては日本全土に生息していたというニホンカワウソ。
現在はおそらく、絶滅していると思われます・・・

調べるきっかけになったのは、神奈川県藤沢市にある光友会で作っているカワウソサブレ。
偶然に口にした、かなりおいしいサブレです。
でも、何故にカワウソ??
で、調べてみたら光友会のある場所は獺郷(おそごう)という地名です。
藤沢市獺郷にはその名の通り、たくさんの獺(カワウソ)が住んでいたといいます。



獺郷の風景。
昔は細い川がいつくも流れていた湿地帯だったそう。
今は田畑が広がっていて、湿地帯を想像することさえできません。

ニホンカワウソが絶滅する経緯を調べていくと、悲しいかな、やっぱり人間のエゴが見えてきます。
絶滅した生き物の恨みつらみが目に見えて、命の重みを背中に感じられたら、
人は少しはやさしくなれるのかなぁ。

11/23~24 静岡の秋葉キャンプ場でOUTRIDERの読者ミーティングがあります。
僕もお手伝いで(といいつつ、きっと片手にはビール)参加の予定です。詳しくは下記より。
http://www.cap-ltd.com/outrider/meeting/index.html
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野生の轍 No.20

2008-09-27 | 野生の轍
さてさて、遅くなりましたが、OUTRIDER発売中です。
9月のミーティングは台風で中止になってヒジョーに残念でしたが、
11月のリベンジに期待いたしましょう!

今号はナナフシの話です。
奇妙な容姿から、甲虫以外ではかなり人気の高い虫ではないでしょうか。
子供の頃は無闇に捕えて、手足をポロポロ落とさせて悪いことしちゃったなぁ。
軽く触るだけで、すぐ手足を自切(ジセツ)してしまうデリケートな虫という印象があります。
 
自切してしまった手足は、脱皮を繰り返すことによって再生してきます。
十分に大きく育ったナナフシは、脱皮もできず再生も不可能なのかな?
すべての足を自切してしまったら、動くこともできずに死を待つことになるけど、
それでもやっぱり自ら切り落とすことができるのだろうか?
 

オーストラリアはガルフ・ストックルート。
長いダート上、この日はじめて出会った車のオージーはよく笑うおにいちゃんだった。
CT110を見て「push bike(自転車)!」だと笑う。
僕の頭の上に大きなナナフシがボトッと落ちてきたときも、
「Bug!Bug!」と笑って言った。
 
ゴキブリもナナフシも「Bug」って、なんて大雑把な人種なんだ。
「Bug」じゃなくて、「ナナフシ」だよと教えてあげたかったけど・・・
えーと、ナナフシって英語で何ていうのだろう?
「seven・・・」違うよなぁ・・・
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野生の轍の裏

2008-07-24 | 野生の轍
OUTRIDER絶賛発売中です!

今回の野生はコウモリです。
本文では超音波を使ったエコーロケーションの話が面白かったので大半を割きましたが、
他にもたくさんのネタを持っているんですヨ、コウモリさん。

ほ乳類の図鑑があったら、よく見てください。
やたらにコウモリのページが多いんですヨ。
それもそのはず、コウモリはほ乳類全体の1/4を占めているのです。
日本においては、ほ乳類の1/3がコウモリだといいますから、その繁栄っぷりがわかります。

吸血鬼と結び付けられることが多いのは、チスイコウモリの存在からでしょうか。
中南米には数種類のチスイコウモリがいますが、相手の血を根こそぎ吸い尽くすような
凶悪なことはしません。もちろん、日本にはチスイはいませんから安心してください。

それと、本物のコウモリの話ではないのですが、『コウモリ問題』なんてのがあります。
コウモリがほ乳類なのに、鳥のように翼を持つことから、まぎらわしいという話なのですが・・・
例えば、本屋でツーリングマップルを探すと、バイクのコーナーなのか、地図のコーナーなのか迷っちゃう、とか。
データを整理しようとしたが、ファイルをどのフォルダに分類したらいいか迷う、とか。
こんなのが『コウモリ問題』と呼ばれるらしいです。

東急ハンズで各階を行ったり来たりさせられた人も多いのでは!
僕も最近、油性ペンを探して、文具の階とデザインの階を何往復もさせられました。
身近なコウモリ、侮るなかれ!
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野生の轍の裏

2008-05-21 | 野生の轍
いやもう、五月蝿いったらないのヨ!
山に入ると、目のまわりに集まってくる小さなハエ。
払っても払っても、まとわりついてくる、あの小さなハエ。
油断してると、目玉に直接飛び込んでくるものもいるからたまりません。
皆さん辟易(へきえき)していませんか??
 
頭にきたから、正体を調べてOUTRIDERに暴露してやったヨ。
おまえの正体はショウジョウバエの仲間の『メマトイ』だっ!!
目にまとうから『メマトイ』って、そのまんまやん。
全然面白くもない、能のないネーミングだっての!
 
こやつらは、涙の養分を欲して集まってくると思われますが、
カメラのレンズにも容赦なく群れるので、
丸く黒光りするものに引き寄せられているのでしょうか?
サングラスもタバコの煙も、大した効果がありません。
殺虫剤の会社さん、リップクリームふうの目の周りに塗る虫避けを開発してください。
 
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野生の轍の裏

2008-04-08 | 野生の轍
OUTRIDER絶賛発売中!
今号の『野生の轍』は家ネズミといわれる
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミについて書いています。
 
繁華街で猛威を振うクマネズミは、最近ニュースでもよく取り上げられています。
寒さに弱いクマネズミにとって、年中暖かい都会のビルは、格好のねぐらになっています。
下水が整備された戦後にはドブネズミが増え続けたのですが、
身軽で機知に富むクマネズミが勢力分布図を塗り替えているようです。
 
スティーブンキングの短編に『地下室の悪夢』という話があるのですが、
僕はネズミというと、この話を思い出します。
年中暖かい料理屋の地下なら、丸々と太ったネズミ(とコウモリのハイブリッド)
の王様がジャバ・ザ・ハットよろしく、デーンと横になっていても
おかしくないなぁと想像だけが駆け巡ります。
 
頭が良く、環境適応能力が異常に高い奴ら。
いつか人間を駆逐しようと企んでいるのではなかろうか。
愛されキャラのディ○○ーのネズミはその代表なのだ。
可愛らしい姿で、子供の心をつかみ、大人でさえ骨抜きにしてしまう。
あの屈託のない笑顔の下に、底知れない恐怖を感じるのは僕だけでしょうか?
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