イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

あれはどうなった?

2012-05-29 | ハンドメイドナイフ
重い腰を上げて、やっとナイフ用鋼材を購入しました。
というのも、先日のキャンプでお気に入りのBUCKのスカイヤーが
イカレポンチになってしまったからです。
フォールディングナイフで薪をさばくのは無理がありました・・・

今回、ATS34ではなく、440Cを選択しました。
理由は使ったことがない鋼材だからです。
熱処理後の硬度はやや低いのですが、
クロームの含有率が高く耐食性に優れた鋼材です。
実は、安価だったというのが一番の理由ですけどネ。

デザインを鋼材にケガいて、周りに穴を開けて切り出します。
ステンレス用のドリルにオイルを垂らしながら進めます。
ドリルの穴は密に開ければ、鉄ノコを使わずとも、ヤスリでカットできます。

むかしは(20年前)この行程をハンドドリルで行ったので、
んま~大変でした。
安いドリル歯はすぐダメになるし、真直ぐに入っていかないので
デザイン内まで削ってしまうし・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧乏神さま

2012-05-27 | お仕事
連載中のガルルに登場する神さまです。
神は神でも貧乏神ですが。
でも、神さまは神さまです!

水木しげる先生の「日本妖怪大全」で貧乏神を調べていたら、
武家の用人が痩せ衰えた法師に出会い、話を聞いていくうちに
貧乏神だと知る、という話がありました。
神様なのに、バリバリ実体化しているんですね!
しかも、とりついた家の秘密なんかもべらべらとよく喋るんです。
ネクラな僕より、よっぽど人好きな良い奴なんじゃないのか?

自分から行くのは抵抗あるけど、「来る者は拒まず」が信条なので、
来ちゃったんだろうなぁ、貧乏神さまも。
貧乏だから何もできませんが、居たいだけ居てくださって結構です。

本には「貧窮がどん底になれば去り、以後幸福になり借財もなくなる」
とあります。
どん底はどこなのかなぁ。
まだなのかなぁ・・・

なんて、ふざけた気持ちで描いていたもんだから、
お怒りをかったのか、夜中に突然PCがクラッシュだヨ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OUTRIDER発売中

2012-05-14 | バイク
巻頭特集は「冒険の旅へ」です。
ドキドキワクワクする言葉ですねー!

これはCT110でオーストラリアへ冒険の旅に出たある日の日記の抜粋です。
計算を間違えると死に直結するので、ダートでの燃費と無給油間距離を
慎重に測っていました。
悪路と暑さで死にそうになりながらも生きていた、なつかしい記録です。

20.oct <ブッシュキャンプ>
暑さと、どこからか侵入したアリで、あまり眠れなかった。
暑さは北上するほど、そして西進するほどにひどくなる。
40℃まで測れる温度計は上限を越えて破裂してしまった。
アリは見ないことが無いほどに多い。
そして暑さが増すと種類も増えてくる。

ダートでの平均速度は30キロほどか。
道いっぱいに広がるブルダストを前輪で水をかき分けるように2速で進む。
土漠には、ゆるいながらもアップダウンがある。
その谷になっている部分には、たいていブルダストがたまっている。

日中は滅茶苦茶な暑さで目を開けるのも辛い。
休憩の度にホット目薬をさしている。
遠くにブッシュファイヤーか竜巻きか?
追いかける形だが、一向に追い付かない。

熱ダレでパワーがなくなったと感じたら、焼き付く前に休ませる。
ホンダのタフなエンジンに何度も助けられる。
CTにドカシーをかけて影を作って、その中でジンジャーナッツと水(お湯)の昼食。
ハエは気にしていたらキリが無いので無視することにした。
アボリジニが俺以上にハエを気にしているのがおかしかった。
キックも抵抗を感じず、もっと固めのオイルを入れておけばと後悔。

午後おそく、Burketownに到着。
こんな暑さは経験がない。死にそうだ。俺もバイクも。
一泊4$のキャラバンパーク。
赤砂まみれの汗臭い体をシャワーで洗い流す。
パンツを洗って、バイクに注油。
冷たい水を何リッター飲んだことか。
こんなに水に感謝したこともない。

夕食はトム・パイパーのチキン缶詰め、パスタのクリーム煮。
こんな何もない土地(失礼!)に200人以上が住んでいるのだ。
驚きだ!
ここで産まれて、ここで土に帰る人もいるのだろうなぁ。
月が消えたら、ものすごい数の星! 天然のプラネタリウムだ。
ミルキーウェイもはっきり見える。

この先の261キロの無給油区間はどうしよう?
10リッターのサブタンクに幾らか給油した方がいいだろうな。
水は手持ちの水筒(1.6+1+1+0.7+0.5)で4.8リッターか。
ぺトロールステイションで白人に「I wish good luck!」って
拝まれたよ。死ぬなよってことだろう。


翌日のDoomadgeeからWollongorangまでの道はこの旅で
最も過酷なものでした。突破不可能とも思えるブルダストが
数キロに渡って続いていたのです。
そのお話はまたいつか。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイケ

2012-05-13 | CB250EX
金太郎さんって、夢の中で赤龍と結ばれてできた子だったのかぁ。
ドラゴンズベイビーだったのかぁ。

足柄には金太郎伝説の地がたくさんありますが、
ここは産まれてくる金太郎の健康を祈願した遊女の滝です。
イラストはサイケすぎますが・・・

じめじめした森を歩いて辿り着くと、岩にむした苔はまるで森のよう。
苔に足を滑らせないように岩を渡ると、滝は目の前。
自分が5ミリほどに縮んで苔の森に迷いこんだような錯覚にとらわれる。

久しぶりにCBでダート走行になっちゃった。
車体が重くて、タイヤがずるずるで、恐かった~!


写真マジックでやたらきれいに見えるなぁ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内山(おめでとう)牧場キャンプ

2012-05-04 | TL125s
往復530キロ、行ってきました内山牧場キャンプ場。
長野と群馬の県境にある標高1100mの高原です。
真夏ならともかく、この時期には人も少ないだろうと思っていましたが、
バイク軍団がたくさん来ていたので驚きました。
広い草原にバイク乗り入れ可というシチュエーションがライダーを呼ぶのでしょうかネ?

一泊目は冷え込みも大したことなくて、豪勢に炭火焼肉でしたが、翌日からは風とガスの荒天。
遮るものが何も無い山の上なので、風をまともに受けるし、
雲の中なんでしょうね、ずっと真っ白でした。
ペンタ君(タープ)がなかったら、テントの中で遭難感覚の夕食だっただろうな。
あ~、天気が良ければ山の景色と星空がすごいだろうになぁ・・・

バイアルスでの初めての長距離。燃費は50キロ!!
ケツ痛は予想していたが、それを過ぎると膝が腰が次々と悲鳴を上げるのですネ。
ひ~、疲れた~





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする