イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

狂気の乱舞

2018-07-30 | イラスト
家からコンビニのお散歩コース、いかにも夏らしいヒマワリを小さくしたような花が踊っています。
名前を調べてみたらルドベキア。
踊りは踊りでも、暑すぎて狂気の乱舞です!

ぼんやりと髑髏が見えてくるのはまったくの偶然です。
出来上がってから発見して驚きました。
狂気の暑さですから、裏テーマが浮き出てきてもOKにしますヨ。

空冷エンジンには辛すぎて走る気が起きません。
地殻変動でこの辺りだけでも1000mに隆起してくれないかな~

ヘルメットホルダー

2018-07-26 | KL250
でかいテールランプブラケットにテールランプユニットがドンとくっついてるタイプのバイクに乗ってる人にはわかると思いますが、
休憩のときにヘルメットを引っかけるのにこれが重宝するんです。
あごヒモをひっかけると、メット本体がちょうどナンバープレートで固定されるんです。
何ならメットを引っかけるための形状かなと思うくらいにしっくりくるんですヨ。
内装の汗などを乾かすのにもちょうどいい向きですし。



しかし、エンジン始動でキックしたり、ダートを移動させて大きく揺れると、まれに落ちてくれるんです。
あごヒモが外れ90℃回転して、頭頂部の大切な箇所から地面に激突してくれます。
なので、遅ればせながら「落下防止ブラケット」を針金で自作しました。
ふ~っもう安心~! もっと早く付ければよかった~!
メーカーさん、標準装備に採用してもOK。

4本目は3本目の修正版(その2)

2018-07-25 | ハンドメイドナイフ
暇なときに(けっこう暇多いですが)、気が向くと削っています。
外形は削り出しが終了しました。
毎度毎度ですが、手作業での直角出しが面倒です~。



なんだか今回購入した鋼材は表面処理が荒い!
かつてないほどに巣穴だらけですヨ!
ひたすら面研ぎして巣穴を消す作業も機械がないと一苦労です~。



ドリルのビットを使ってセンターを決めるという方法をネットで知り、目からウロコ!
しかし、まったくキレイにいかないのでワッシャーを削った自作のライン引きでセンターをだしました。
だいたい0.5ミリの厚みを残すようにケガきます。
目が悪くなって、細かい作業がしんどいです~。



前回作ったベベルストップのストッパーをかませて厚み方向にだけ気をつかって削ります。
ブレードを削る、このときが最高に楽しい!
この時間よいつまでも!と思ってしまいます。


さよならアウトバックダイアリーズ37話

2018-07-12 | お仕事
長い間、僕の旅にお付き合いありがとうございました!

最後はゴールのシドニーでのお話です。
色々経験して人間的に多少は強くなったのでしょうか、裏通りを歩くと注射器なんかが転がっていてそりゃ恐ろしかったキングスクロスがキラキラ輝いて見えたから不思議です。
いろいろと詰め込みすぎて感動的な最終回にはなっていないかもしれませんが、TVの企画や作られた映画とは違いますから、リアルな旅の終わりとはこんなものでしょう。

飛行機の窓からの景色で内陸に向けて(シドニーからは西にあたる)飛んでいるのがわかりました。
今ならグーグルアースやドローンで上空からの視点がありますが、上から見たアウトバックは砂で出来た真っ赤な絨毯でした。
町も何もない空虚さに恐ろしくなったのを今でもはっきり覚えています。
そんな赤色の中に一直線のダートが走っているのを目にした日にゃ……
飛行機が高度を上げると、のっぺりしていると思っていた大地はうねりながら大きなシワを寄せて、雲の下に消えてゆきました。

旅は計画して準備しているときに一度、実際に旅して2度楽しめると思っています。
幸か不幸か、うん十年越しに3度目の冒険をさせていただきました。
これはなかなかできない体験なのではないでしょうか。
「不幸か」と書いたのは、当時使っていたボロボロの地図を広げて日記と照らし合わせて(ときどきは現在も存在するのかネットで調べて)、感情を呼び起こす作業をしていたら疲労がすごかったからなんです。
灼熱のダート数百キロを走ったのと同じ疲れとは言いませんが、気持ちは同じくらいヘトヘトになりました。

写真はこの旅へと導いてくれた一冊です。
結局本編では紹介できませんでした~。
当時は情報も少なくて、寺崎さんの本と「地球の歩き方 ツーリング&ドライブ」は必須でした。
出会ったライダーはもれなく読んでいたので話が早かったなぁ。
この本「さすらいの野宿ライダーになる本」は読み物として完成されているのがすごいです!
もう何度も読んでいますが、ページをパラパラめくり途中から読んでも面白くて最後まで読み進めてしまいます。
寺崎さんってセンチメンタルな吟遊詩人なんですヨ。