イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

オイルキャンドルヒーター(その2)

2020-03-18 | ハンドメイド
間が空きましたが、オイルキャンドルヒーター製作記のつづきです。

ビール缶をつかんで安定させるために真鍮棒を折り曲げてフックを作ります。
これは可動式にして内側に折り畳めるように製作します。
今回の肝はここ。
なぜこんな面倒なことをしているかというと、運搬時に点灯部を逆さまにしてタンクに収納できるようにするためです。
とにかく小さく、とにかく軽く、は忘れません。
なので真鍮棒を折り畳んだ状態でφ55ミリ以下にしなければなりません。







点火側パイプのみ木片に固定、次いで支え側パイプを交互に配置すると、小さなガトリング砲の完成(笑)
タンクに熱が伝わらないように、点火側の真鍮パイプは他の金属部に接していません。
接しているのは支え側のパイプ3本のみです。
なるべく上部アルミ板からパイプやボルトを通して下に熱が伝わらないように、点火側のパイプはアルミに直接触れない構造にしてあります。





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エスエル

2020-03-13 | KL250
とある寒い日のキャンプ適地。
飲みすぎて死んだように寝てしまった、朝のすがすがしいこと。
朝食を作りながら片付けをしているとバイクいいですネと声をかけられた。
そのHさんとバイクの話に花が咲き、ついつい長話。
SLに乗っていますといわれて、1997年のSL230を思い浮かべてしまった。
旧車好きのくせに現代の(?)オフ車だと決めつけて話を進めてしまった。
「SLなら林道をぴょんぴょん楽しく走れるでしょう?」てな具合に。
しばらくして、どうも話が噛み合わないなぁと不思議に思っていると、SLはSLでも1972年製SL250Sのことだと判明した。
いやそれ、本気で欲しい一台なんですけど!



一度家に帰って、わざわざ乗ってきてくれた。
もしかしたら実物は初めて目にするのかもしれない。
ああ、ヤフオクを毎日チェックしていた日々を思い出す。
キャブの逃げにタンクが凹んでいるこの部分が最高なんだな!
こういうのと一緒に旅に出たら楽しいことこの上なしでしょう!

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細軸ドライバーは無いわ

2020-03-04 | TW200
TW200のレストアネタをぼちぼちアップしようと思います。
このバイクがいいなと思ったひとつに、負圧ではなく強制開閉キャブだということがあります。
息継ぎの少ないマイルドな負圧式も嫌いではありませんが、ダイアフラムの亀裂に気をつかうとこや、アクセル全開でもスロットルバルブが目いっぱい上がっていない感じがどうにも…
その点強制開閉式は急なアクセル操作についてこないことがデメリットですが、シンプルで壊れにくいのがすばらしいキャブです。
冒険するにはもってこいです!

TWのキャブはY24Pというタイプ。
高地補正機能の赤ポッチに惚れ惚れしつつ分解していくと、スロットルバルブが外れません。
というか、プラスの頭は見えますが普通のドライバーでは入りません。
そもそもパーツリストのイラストとちょっと違うんです。
(うれしいことに、この年代になるとヤマハのウェブから参照できるんです)
バネの仕込まれた連結パーツの形状が明らかに違う。
マフラーの穴が下ではなく右にあることや、フロントフォークにドレンがあることから最初期型なのか?





細軸ドライバーの#1を買ってきて無事に外せたけど、#2の細軸がピッタリだったようです。
バラして掃除していくと、このバイクの状態が極上だとわかってきた。
うれしい💛
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オイルキャンドルヒーター(その1)

2020-03-02 | ハンドメイド
最近はティピィタイプのテントに薪ストーブを入れて暖をとっているキャンパーが多いですね。
やりたくてもバイクで運ぶには無理があって、あれがうらやましいやら悔しいやら、もー!
無いなら作りましょう!ということで超ミニの暖房装置製作にかかります。

ない頭をフル回転させて、ローソク3本分を点灯させて暖をとるという作戦でいきます。
小さなテントの前室でローソク3本が朝まで点っていたら、やんわり暖かいだろうと考えました。

まずはオイルが入るタンクを探しにお店(主に100均)をウロウロ。
早速ダイソーにてステンレス製調味料入れを発見。
直径55ミリ、高さ60ミリ以下とうってつけのサイズです。
買ってきてからわかったのですが、現在ランタンに使っているホヤが内側にピッタリ収まるのです。
この調味料入れを使ってもう一台ランタンを作りたくなっちゃうじゃないか。



今回他では見たことがないであろうアイデアのひとつが空きビール缶を使用するところ。
炎の覆いでもあり熱気をためる容器にもなります。
キャンプしてビールを飲まないことはありえないので、こいつを利用させてもらいます。
他の材料はφ3の綿芯に対して内径φ4外径φ5の真鍮パイプ。
ビール缶を固定する部分にはアルミと真鍮棒を使用します。
すべてありものなので材料費は調味料入れの100円です!

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