Hunt around MINOBU 1

黄金週間で混む前に行っちゃいましょう！
ＫＬで初めてのキャンプツーリング！
わーいわーいのわーーーい！！
富士山の南裾をぐるっと回り、温泉施設から静岡県道398へ。


天子湖へと続く林道はスケッチの丸子滝を左折。
トンビが頭上を低く旋回してる。
手が届くかと思うほど近くまで下りて弧を描いてる。
下りるといっても、ここは充分山の上だけど。
こんなに間近でトンビの顔を見たの初めてだよ。

バイアルスと比べるのは酷だけど……
楽すぎる！
スタンディングの必要がないから、とにかく疲れない！
バイアルスのエンジンが大好きでこいつの排気量アップ版があったら
最高のツーリングバイクでは？　とＫＬ250を選んだのですが、
ストロークが短くてバイアルスとはフィーリングが違います。
同じ単気筒なのにこんなにも差があるんだなぁ、と感心しつつ
ダートの終点を内船方面へ。


遅い車をパスしようと道脇に止まり左に顔を向けると、
青い富士山が飛び出してきた！
ここからこんな大きく見えるとは知らなかった。
ガサガサと木々が折れる音にハッとして振り返ると
子供カモシカが葉を食べていた。
カモシカコドモ、かわいい～

内船ではいつものスーパーで酒と食糧と日本酒を入手して
走ったことのない林道探索開始です。

つづく

アウトバックダイアリーズ エピソード10の裏話

ガルフロードを行くと、嫌でもいくつかの川を渡ることになります。
乾季を選んでいるにもかかわらずヒザほどの深さの川がありました。
深さを測るために靴を脱いで川に入るのですが、濁った川底にワニが潜んでいそうでとにかく怖かったな～！
ＣＴ110はエア取り入れ口、マフラーともにリヤキャリアの高さにあるので、この深さまでの川なら渡れるはずです。
いやどうだろう？　水の抵抗に非力なエンジンが負けそうだな。

で、ボーダーを越えてすぐのWollogorang（どう読むんでしょう？）ですね。
テレビ局のサワさんはあの有名な番組「クイズところ変れば！？」の問題を探しにオーストラリアを回っている最中でした。
本当は翌日セスナに一緒に乗せてもらえるはずだったのですが、定員があって無理でした。
後日、空から見たオーストラリアは「赤かった！」と聞きました。
やっぱり赤い大地なんだ。

クイズの答が知りたい人はガルルまでお便りを！

旧高松分校

道々に咲く桜を愛でつつ松田町の旧高松分校へ寄ってみました。
最初に訪れてから5年、廃校となって6年がたち、すべり台や鉄棒などの遊具がなくなっていました。
校舎外観の木材は大きく深呼吸するように吸い込んだ子供の声をゆっくりと吐き出しているようです。
ひと気のない学校は昼間に見ても寂しさがつのるものですね。
（過去の記事）
http://blog.goo.ne.jp/kmanex/e/94e8199bffec4897490c40d4541115c7

ほんの1時間ほどでしたが、夢中になってスケッチしてると足元からはアリが這いあがってきて、顔のまわりではハナアブがたくさん飛び回っていました。
林の奥ではタヌキがガサゴソ。
春ですねぇ。
迎えることのない新入生を待ちつづけて、静かに佇む。
せめてよく見て紙に写してあげる。



つづら折れの急こう配には満開の桜が「見て！見てー！」とばかりに

登山口まで

ツーリングでタラタラと走っているぶんには問題ないのですが、ダートに入ったらやっぱり3000回転手前の濃い症状が気になってしょうがない。
一瞬抜ける感じでアクセルに反応しないのでコーナーリング中だと怖かった～。

いったい何十回目か、キャブを外して様子を見てみる。
エアクリーナーボックスを後方にずらし、狭いスペースからキャブをひねりながら引っぱり出す。
今ならＫＬ250のキャブ取り外しの手際よさは日本一だと思う。

エンジン側一つ目のバイパスアウトレットを半分ほど露出させるとアイドリングがかなり高くなるなぁ。
そのぶんパイロットスクリューを締めて1+1/2ほどに調整。
んも～ＢＳ34のスロー系は勘弁してくれ～～
油面はこれ以上下げるのは危険そうなので、しばらくこれで走ろう。