イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

サルマタケ

2020-07-23 | イラスト
松本零士のマンガ「男おいどん」で描かれたサルマタケを思い出しました。
これ、主人公が住む四畳半の押し入れに詰め込まれたサルマタに生えるキノコの名称です。
劇中では時にこれを食し、部屋を訪れる美人さんにも食べさせちゃうんですヨ。
大人ってのはグロテスクでエロスで屈折したものなんだなぁと下半身がモゾモゾした少年の日を思い出しました。

で、何を見てサルマタケを思い出したのかというと、
コロナ禍と降り続く雨で動けないバイクを一瞬の晴れ間に引っ張り出したとき、タイヤの下から現れた青白く輝く不気味なキノコです。

小さな光るキノコをランタンにして未踏の洞窟を進むと、現れたのはフワフワの羽毛を身にまとった生き物でした。
コメント (3)
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フロントフォーク

2020-07-06 | TW200
フロントフォークを分解しようとすると必ず待ち構える罠。
それはアウターチューブ底にあるボルトの共回り。
構造を知らない人はボルトを回し続けてしまう無限地獄。
あー怖っ!!
内臓されているダンパーロッドを固定すればいいのですが、穴の形状が丸だったり四角だと思ったら六角だったりと決まってないからやっかいなのだ。
この穴の規格を統一してくれればユーザーは苦労しないで済むのになぁ。
最近のバイクは決まってるのかな?

このためだけに特殊工具を買うのもバカらしいので、過去いろいろと工夫をしてきました。
どうしても取れないときは諦めてバイク屋さんに持っていきます。
ほぼすべてを独力でやりたい人にはなかなかの屈辱なんですよ。
(KL250で経験済…涙)



運よく片方でも回って分解できればダンパーロッド(シリンダ)の穴の形状を確認できます。
今回TWでは一方が回ったので助かった!
頭の形状はというと、19ミリのナットがピッタリだったので手持ちのL字超長ボルトを使うことにします。



フォークスプリングは標準長が312mmのはずだけど、測ってみると342mmもある。
なんなのだ! スプリングが伸びることなんてあるのか? 
ネットの写真から推測するに、巻き数が2巻きほど多いようだ。
最初期型は細かい作りが異なっているから、これで正しいのかもしれない?
う~ん、どなたか知っている人がいたら教えてほしい。

厚みがありすぎてタイヤ外しに適していない昔の定番タイヤレバー。
なぜ捨てないかというと、これがオイルシールを外すのにピッタリなんです。
オイル漏れもなければ、ダストシールが痛んでいるわけでもない。
けれど、すべて分解したくなる病にかかっているのだからやめられない止まらない。



今回ネット散策していたら、
フロントフォークのスプリング伸縮時の座面の回転運動によるフリクションロスを少なくするためにスラストベアリングを入れるというカスタムが流行っているのを知りました。
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かぶり者

2020-07-03 | イラスト
オレンジ色の美しい花をもたげる雑草。
どこにでも咲いているなと思って調べたらナガミヒナゲシという外来種でした。
アスファルトの裂け目などちょっとした隙間にも生える繁殖力が旺盛な厄介者のようです。

ポピーのようなナガミヒナゲシにハチのようなアブ、そして猫のような犬。
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