イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

天日干し

2021-11-02 | TL125s
TLさん、最後のブログ記事から7年経過。
悲しいかな、屋根なし野天に車体カバーだけだとボロになっていく一方だなぁ。
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南部町林道群をゆく(その2)

2015-05-02 | TL125s
日が暮れると霧が這いあがってきて辺り一面ミルクのよう。
静かすぎて葉が揺れる音にも敏感に反応してしまいます。
山の斜面を何かがガサゴソ動く音が気になって確認しにいってみると、ムジナ君。
ここでいうムジナはアナグマのことです。
地方によってはタヌキをムジナと呼ぶこともあるので紛らわしいんですよね。
短い手足で歩きにくそうに斜面を上り下りしています。
こちらのことが気になるようで何度も振り返って、ちょっと可愛い。
タープの下で横になると木々の隙間から夜空。う~ん、なんちゅうぜいたく!
シュラフだけで野宿してた若い頃にはこんなの普通だったんだけど。
テントに覆われて安心感を得た代わりに、忘れてしまったことも多いのだなぁ。
アリやハサミムシがシュラフに侵入してくることも思い出した。
ラジオ聞きながら酒のんで感覚を鈍らして寝ちゃおっと。

日付が変わるころまで鹿がすぐ近くまできてピーーーーン!と大声で鳴くので、その度にたたき起こされる。
空が白みはじめると昨夕のように霧に包まれ、やがてミルクは山を下っていった。
一日のはじめに山全体を清めるかのような霧だ。
見下ろすと谷に霧が溜まって雲海のような眺め。

上ってきた林道を引き換えし内船方面へ佐野林道を進む。
ダートはいつしかコンクリート舗装に。
小さなエンジンと貧弱なサスペンションでここまで連れてきてくれたことに感謝感謝。
佐野峠の頂上に着いたと思ったら、抜けることができないゲートがど~ん!
うわぁ、引き返すの面倒だなぁと悩んでいると作業のおじさんが駆けつけて鍵を開けてくれた。
入り口にゲートがなかったからズルはしていない旨を伝えると、非常用に村落側にゲートは設けていないのだと。
ふうん、おじさんに出会えてラッキーだったのね。
急こう配で山を下ると内船だ。山よさらばまた来ます。
心地よい疲労で甘いものが食べたいゾ。


ほろ酔い


朝ーっ


最後は富士山
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南部町林道群をゆく(その1)

2015-05-01 | TL125s
R469富士宮の温泉施設ユー・トリオから県道398へ。
林道西沢線から林道石神峠線へ、天子湖を見下ろしながら快適なダートをゆきます。
静かな林道を単気筒をパンパン、カムチェーンをカシャカシャいわせてゆきます。
出発前のパッキング時にテントをやめてタープ野宿を選択したので、荷物はいつもよりもさらに軽量。
愛用のテントは軽量のMSRハバですが、その1/4ほどの超軽量シルナイロン自作タープを持参しました。
いやぁ、軽いってすばらしい!
といいつつ、デイパックにはビールとワンカップとつまみで隙間もありません。
ま、いつものことですが。

栃広林道、佐野林道のどちらも頑丈ゲートの通行止め。
少し戻って西乗林道南線へ。
平日だからか一台の車にも出会わず忘れられた土地のようで寂しい雰囲気。
何枚も見かけた「熊出没注意」の凶悪熊のイラストは怖いけど、逆に人の存在を感じさせてくれるモノ。
猿がキャッキャと逃げて、鹿のカップルが道を横断、山鳥が飛び立ち、山の仲間たちがお出迎え。素敵!
林道南線から北線へ、三石林道も少し走って野宿地を探します。
少し開けた場所に木の枝を使ってツェルトを作り、椅子を作り、豪勢に焚き火をしましょう。
山の中、木さえあればロープ、ノコギリ、ナイフを使って何とかなる、なんでも作れるのだ。


十里木近くの行止まり川原


ラジオ感度最高の野営地
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ウルトラライトクラッチ! は買えないので

2015-03-26 | TL125s
バイアルスのクラッチをもう少し軽くしたいなぁ。
握力を鍛えて指だけムキムキにするのもひとつの方法ですが、
ここはもっと簡単にエンジン側のクラッチレバーを延長したいと思います。

元はこんなです。


リベットの頭をグラインダーで飛ばして、転がってるステンレス板を切って曲げて、
現物合わせで形を整えたら出来上がりー!


おお~!軽い!!
けど思ったほど軽くなっていない気が・・・
ワイヤーの曲がりが微妙に強くなったからかしらん。
それより何より、エキパイの凸凹が悲しすぎる。
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新規開拓

2015-03-03 | TL125s
今年は自治会の持ち回り班長をやっています。
回覧板を回したり、集金するだけなので簡単なものです。
お年寄りしかいないので問題もありませんし。
(野良猫餌やり爺大騒動がありましたが)
横浜では班長と呼んでいましたが、
こちら秦野では「隣組長」と呼んでます。
隣組って・・・
トントントンカラリンと戦前の歌が浮かびました。
皆さん略して組長と呼んでいますが、組長ってのもね。

で、6~8隣組長をまとめるのが地区委員さん。
庭でタイヤ交換しているところに地区委員さんが回覧物を
もってきてくれて、ちょっと話をしたら、んま~バイク好き!
盛り上がってガレージを見せてもらいに伺うとバイクだらけ!
その中でもほぼ新車という奇跡のコンディションの
エルシノア(250)には膝がガクガクするほど興奮しましたヨ!

近所の地図にないダートを教えてもらったのでさっそくアタック!


スタート

落ち葉の急こう配つづら折れ

バイアルスの下腹打ちながら、落ち葉の広場

倒木で進めず。頂上近く感じる~

次はノコギリと鉈を持参して再アタックします。
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写真ってこわい

2014-11-12 | TL125s
写真ってこわいですね~!

裏山の秘密基地へ偵察にいってみると
紅葉はまだまだ先だったのですが、
一応写真を撮っておきました。

データをちょこちょこっと悪戯すると
こんな秋の雰囲気になっちゃうんだものなぁ。

テレビで紹介してる真っ赤な紅葉も
彩度やコントラストをいじって不自然なのが気になるこの頃。
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道志に探索

2014-07-26 | TL125s
暑い!!
日中外出禁止令なんて行政措置が出る日も近いのでは、と思うほどの暑さです~。
暑さ逃れの言い訳に、道志の湯から道志の森キャンプ場に抜けられるのか確かめに行ってきました。
室久保線から三ヶ瀬室久保線、さらに東沢線を抜ければキャンプ場に出るはずなんですが。
閉鎖されたキャンプ場から数キロ上り三ヶ瀬室久保線の入口、
猛獣でも住んでるのか!というガッシリしたゲートが登場しました。

これ以上は無理、引き返しの清流横の昼食は旭川袋ラーメン。
汗がひくまでのんびり~

少し戻って分岐の越路線へ。荒れていても下りなら何とか走れます。これを上ってきたら大変そうだなぁ。
「やあやあ、こんちは、暑いですねぇ」とでも声をかけてるようでしょ」。
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ウインカーリレー

2014-07-21 | TL125s
正常に作動していても点いているのかいないのかわからないほどにやさしい6V車のウインカーですが、キャンプの帰り道に全く反応しなくなってしまいました。
このやさしさったら、ロウソクの明かりを見ているようなボンヤリ具合なんです。
ヘッドライトも同じように危険を感じるほどのボンヤリ具合。ザ・70年代!です。
もう慣れてしまいましたが(笑)

空き地に止まってIGコイルやスイッチをいじってみましたが、点かないとこをみるとウインカーリレーなんだろうなぁ。
帰宅してからどーせ400円のMISUBA<ミスバ>製(MITSUBA<ミツバ>のパクリもん)だからと壊すつもりで分解開始。
あ、電磁コイル方式かと思ってたら、これもバイメタル方式なのね。
接点は最初離れていて、通電してヒーターによってバイメタルが暖められると接点が閉じる仕組み。
テスターで通電を計ると微妙に抵抗が記録される。
ふむふむ、接点に砂鉄のように細かな鉄片が積もって微妙に通電してるのね。
掃除して磨いたらすぐ直った!
しかし雑な作りだなぁ。接点の位置がズレすぎ。


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道志は1.5mの積雪だったってさ

2014-04-08 | TL125s
暖かくなったからキャンプツーリングに飛び出そう。
でも今回は遊びじゃないのよ、立派なお仕事なんです!
仕事で焚き火。グビグビと仕事でお酒。
仕事でほろ酔い。
あーもー、なんちゅ~しあわせ
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盆地なのに

2014-02-22 | TL125s
雪が降らなかったのは我が家の周りだけかいな?と山を偵察してきました。
林道には残雪がありましたが、進めないほどではありません。
斜面には鹿の足跡が点々。
山ビルは雪の下で縮こまっているのかなぁ。
ふむ、丹沢山地南斜面にはそれほど降っていない模様です。
しかし、タイヤのパターンの隙間に雪が詰まってグリップしてくれない~!
楽しいけど泥まみれ。
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秋の海にネコじゃれる

2013-11-06 | TL125s
近所の林道の終点には、紫に穂をつけた秋の海が広がっていました。
これはネコジャラシかな。
今年はもう来ないと思っていましたが、何とか来ましたね、秋。

静かな山にバイアルスのカムチェーン音とリヤから聞こえる軋み音。
近寄ってくるハチやアブがまったくいないというのは少し寂しいかな。



秋が好きな理由の一つは乾燥した空気です。
汗かきには貴重な快適な気候なんです。
そうだ、溜まりに溜まった再塗装パーツを仕上げちゃおっと。
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moonlight step of the full moon (2)

2013-08-26 | TL125s
橋の下の草地は平らで快適そうです。
アシナガバチの偵察がうるさいなぁと思い、見上げると巨大な巣がぶら下がっています。
テントで横になって読もうと持ってきた文庫本「風の中のマリア」はオオスズメバチの話です。
おおっ、蜂つながりでタイムリーだね!
巣から離れた場所の地面を慣らしていると、視界の隅に何やら動く黒い影。
見上げると、橋の下にはたくさんのコウモリが夜を待ちわびてユラユラしています。
糞がいやだから、少しずらして立てるかな。

ここは標高500mくらいかな?
低い! 低すぎた! 日が暮れても日中の暑さが和らがない!
せめて1000mは欲しかったが、後の祭り。
ムンムン蒸し蒸しの中、扇子をあおぎまくり汗かきまくりの夕食。
雨が落ちてきたのでテントに入っての晩酌ですが、とにかく暑い。
オーストラリアの(ダーウィン近くの)地獄の熱帯夜に比べれば、だいぶマシか!?
気持ちだけでも余裕を持とう。と自分に言い聞かせる。
ビールがうまい。楽しいな野宿。と言い聞かせる変態です。

夜中の2時頃に、満月の明るさとクツワムシのカシャカシャうるさい鳴き声で目が覚めました。
残りのビールを開けて本を読んでいたら、いつの間にか眠っていました。

翌朝は剣抜大洞林道へ。
一気に標高を上げて涼しくて気持ちのいいダートへ。
あ~、ここまで走っていたら暑さは微塵もなかっただろうになぁ。
満月の月夜の段だったのに、もったいないことをしたなぁ。
今日は曇って何も見えませんが、視界が良ければ伊豆半島まで見渡せるらしいです。
夏以外にまた来ま~す!

そういえば、ナイフは使ったのか?
あれ、割りばしの先っぽを削っただけかな?


晩酌

恐怖の崩落現場
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moonlight step of the full moon (1)

2013-08-25 | TL125s
出来上がったナイフを使いたくて、
バイアルスにキャンプ道具を積んで「月夜の段」がある剣抜大洞林道へ向かいました。
月夜の段とは何ともファンタジックな響きに聞こえませんか。
昼間でも月夜のように薄暗く、山中の平らな場所のことを「段」と呼ぶことからついたようです。
シャガールの絵画のような場所を思い描くのは僕だけでしょうか。

身延線の芝川辺りで買い出し。
飲料水とビール3本とワンカップをデイパックに詰め込むと、ずしりと肩に食い込んでくる。
奥山温泉手前まで林道を散策して野営地を探し回る。
激しい雷雨が通り過ぎ、ダートには轍に沿って川が流れています。
対向トラックが跳ね上げた大量の泥水を頭から浴びた瞬間、
スマートな野宿ライダーはあきらめました。
人の来ないテントを張れるスペースはいくつも見つけましたが、傾斜地だったり
地面が湿っていたりで何となく決断できません。

橋の下の広い草地が目に入り、そこに通じているであろう蜘蛛の巣だらけの藪をかき分けて進むと…
ありました! 草地はもう目の前です!
しかし、なんとしたことか、1.5mほどの急斜面が立ちふさがっていました。
手をつくほどの急斜面はほとんど壁に思えます。
おまけに助走もとれないし、失敗して落ちたら怪我しそうなゴロ岩がゴロゴロです。
う~、別天地は目の前なのに~!
荷物を下ろして、イメージトレーニングをして、一服して息を整えて、
バイアルスの足を信じて、どりゃー!!
さすがトラ車、スタンディングでタンクに股が当たるほど伸び上がって駆け上がりました。


樽峠登山道

壁の向こうに

別天地!
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偵察へ

2013-07-22 | TL125s
カップラーメンとコーヒーを持って、いつもの秘密の川原へ見回りです。
川のせせらぎに意識を集中させるといろんな音が聞こえてきます。
トロトロ、バシャバシャ、サラサラ、トップン。
それらが合わさったのか、ときどき人の声に聞こえてドキッとします。
特に上流の流れの早い川の近くでキャンプをすると利便はいいのですが、
夜寝ようとするとうるさくてたまらないこともあります。
水は魂が憑きやすいと聞いたこともあるし、あまり気持ちのいいものではないですね。



想像力のたまものか、
女の声で『シゴト シロ~』と聞こえました。
ひぇ~、頑張ります~
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脳が小さいと疲れる~

2013-07-16 | TL125s
AFOキャンの帰り道。
いつものところで富士山を眺める。
あれ、山頂の雪はこんなに少なかったかな?
標高1000m付近でメルトダウン寸前なのに、これから下界に下りるのかぁ。
恐いなぁ。

毎回のことですが、
たくさんの人間と一年分のお話と大笑いを小さな脳に詰め込みすぎて少し疲れました。
とにもかくにも皆さんに感謝!
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