イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

アウトバック ダイアリーズ エピソード1の追記

2015-07-09 | お仕事
待ちに待った一か月。
長くても十日くらいだろうと思っていたのに、伸ばされて待たされて一か月!
6か月の貴重なビザ期間がなくなってゆく。
イライラが募ってバックパッカーズでは夜な夜な寝言(というか寝叫び)が
ひどくなり同室の女性からは文句たらたら説教とくとく…ああもう
そのせいかシドニー郊外にある海運会社へ向かう足取りは軽かったねぇ。

CT110の組み立てに数時間、その間皆がやたら陽気だから理由を聞くと
「今日は金曜だぜ!」だって。明日は会社が休みでホリデーなのね。
こういう調子だからなかなかバイクが受取れなかったんだなぁ。

なんだかんだで出発は14時頃か、パッキングしてキック一発!
とはいかずキック40発! 海運会社の皆も不安そうに見送ってくれた。
街を抜け町を抜けるとパシフィック・ハイウェイ脇には牧場が延々と続く。
陽が落ちて寒さで震えだしたらもう限界と細いダートへ侵入。
実は「一般車侵入禁止」とあったけど構わず、リアタイヤを滑らせながら
トボトボ走って適当にテントをたてた。
もう夜9時かい…すぐ爆睡。

翌朝は寒い12℃、さまざまな鳥の声で目覚める。
その後あんなことがあったんですヨ!
突然の出来事にびっくりして返事もできなかったですわ。
今考えると牧場内だったんでしょうね~。

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アウトバック ダイアリーズ

2015-07-07 | お仕事
というわけで
新連載が始まりました!
CT110でオーストラリアを走ったときの日記です。
資料を引っぱり出し、膨大な量の日記や手紙を読み漁ると
あのときの地獄の熱波や心が折れそうになったことが思い起こされ
あらためて一周したような疲労感に包まれました。
今だから「あの頃の思い」を整理してストーリーにできる部分もあるし、
笑いに変えることもできるのかなぁとペンを振るっています。
自分は何者でどうやって生きていけばいいのかが見いだせずにいた
青い僕の冒険は月刊ガルルにて。

巻頭特集の2ストトレールにはいつもお世話になってる磯部さんが
登場してるし! カヤックを背負って走る人もいるし(いつかカヤックに
バイクを積んでほしい)(というか水陸両用バイクを作りましょー)!
「芍薬甘草湯」の話もショートパンツFREERIDEも素敵!
ガルルは今月も読みごたえ充分です!

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