ガルル９月号

天空絶景地の写真が気持ちよすぎるガルル９月号ですが、今回も『アウトバックダイアリーズ』の裏話を。

日本でならスゴイ奴に向かって「クレイジーだな！」と言うこともありますが、
オーストラリアでは頭のネジが外れたイカレポンチ野郎という意味で使われるようです。
シドニーを出発してからしばらくは「CT110で一周する！」と話すと、だいたい「クレイジー！」を連呼されました。
バイクが壊れて野たれ死にするぞと心配されたこともありました。
中国観光客には大勢で取り囲んで大笑いされました。
あまりのことにうんざりして一周ではなく「ケアンズまで行く予定」なんて嘘までついたことも（笑）

牧場が広がる真っ直ぐに続く道。５５キロ走行では止まっているような感覚だ。
「T50」「K80」の道路標識は「次の町タリーまで５０キロ」「ケンプシーまで８０キロ」の案内。
その間にも何かあるだろうと甘くみていると本当に何もなくてビックリさせられる。
腹が減って眠くなっても何もない、ガス欠寸前大ピンチということもあった。
人の多い東海岸でさえこういうことがあるのだ。
これから行くへき地では町だと期待して辿り着くと一軒の酒場ということも！

最後に登場する犬はマッドマックス（2ですけど）のオマージュ、オーストラリアンキャトルドッグです。
あと、満天の星空はかなり正確に描いています。
南十字を見つけてください。ニセ十字という紛らわしいのもありますから気を付けて！