ヨダログによれば趙治勲プロが中心となって、
13路盤のプロ棋戦を作るという動きがあるようだ。
元は張栩プロが台湾で開催した13路棋戦、
張栩杯に触発されたものらしい。
趙プロ自身も常々短路盤への強い関心があったし。
私も以前このブログに書いたことがあるが、
ようやくプロが追いついてきたかという感じ(不遜)。
ただその時も全く反響がなかったし、
13路を普及されれば、
囲碁が単純に盛り上がると考えるのは楽観しすぎだろう。
これまでのアプローチをきちんと検証し、
13路に相応しい普及、
具体的には気軽にネットなどで打てる場所を提供しなければ、
仮に盛り上がったとしても一時のブームに終わる可能性が高い。
関連本などはその後だろう。
また年配の方、特に既に囲碁を知っている人には、
あまり受け入れられないとも思う。
島谷さんも「13路嫌い」と公言しているし、
依田プロもあまり乗り気ではなさそうだ。
「とりあえず義理は果たした」って…(汗)。
13路になると「ヨミ」のウェイトが高くなり、
また19路の大局観からも修正が必要になるので、
年配の方が武器にしている「経験」がリセットされてしまう。
細かい部分を正確にヨム必要性が増すので、
その辺りが受け入れられないのだろう。
その辺りを踏まえてターゲット層も考慮する必要がありそうだ。
13路盤のプロ棋戦を作るという動きがあるようだ。
元は張栩プロが台湾で開催した13路棋戦、
張栩杯に触発されたものらしい。
趙プロ自身も常々短路盤への強い関心があったし。
私も以前このブログに書いたことがあるが、
ようやくプロが追いついてきたかという感じ(不遜)。
ただその時も全く反響がなかったし、
13路を普及されれば、
囲碁が単純に盛り上がると考えるのは楽観しすぎだろう。
これまでのアプローチをきちんと検証し、
13路に相応しい普及、
具体的には気軽にネットなどで打てる場所を提供しなければ、
仮に盛り上がったとしても一時のブームに終わる可能性が高い。
関連本などはその後だろう。
また年配の方、特に既に囲碁を知っている人には、
あまり受け入れられないとも思う。
島谷さんも「13路嫌い」と公言しているし、
依田プロもあまり乗り気ではなさそうだ。
「とりあえず義理は果たした」って…(汗)。
13路になると「ヨミ」のウェイトが高くなり、
また19路の大局観からも修正が必要になるので、
年配の方が武器にしている「経験」がリセットされてしまう。
細かい部分を正確にヨム必要性が増すので、
その辺りが受け入れられないのだろう。
その辺りを踏まえてターゲット層も考慮する必要がありそうだ。
「アホくさ…」の一言です。
「自分が嫌い」なのはちっとも構いませんが、「学習者の進歩の妨げ」は余計なお世話! 単に教えるのが下手なことの弁解に過ぎないと思います。
少路盤(短路盤)の目標は、時間の短さプラス、取っつきやすさです。
九路も確かに取っつきやすいのですが、盤面が白黒の真っ二つ囲い合いに終わってしまって、バリエーションが少ないのが難点(それでも本当に強い人たちは九路で70~80手もかけることがある)。
十三路は曲がりなりにもスミの定石が通用するし、布石段階も発生するし、二ヶ所以上の部分勝ちも経験できる。
そして否定派のお二人も認める「攻め合いとヨミ」の強さがモノを言う。
競技人口を増やすため、すそ野を広げるために十三路を勧めているのだから、十九路に固執する古参たちには「来ないでくれ」と言いたいくらい。おもに彼らのせいで、無数の入門者たちは碁をキライになって去って行くのだから。以前にもコメントしましたが、「すでに強い人の多くは、弱い人をツブしている」と言っても過言ではないと思います。
ターゲットは弱い人。十九路大好きな人はお断り。
私も同じ囲碁なのだから
盤の大きさで好き嫌いが出るのは不思議ではありますが、
嫌というならそれはそれで仕方ないかと。
現在囲碁をやっている人に受け入れられるかどうかはともかく、
「13路を広めたらどうなるだろうか」という動きは、
続けて欲しいですね。
9路とか13路専用のネット碁会所(レーティングあり)を、
試験的に開設して欲しいです。
というのも、つい最近ワカランチンの有段者に、十三路での勉強をけなされたばかりだったんで…。
いま「囲碁きっず」で行われている“Q位認定試験”に挑んでいます。
基準がハッキリしていて、認定員と呼ばれる人を相手に置碁で対局し、例えば「九路・二子局」で持碁以上なら、サイト内では“15Q”を名乗れます。
10Qを切った人たちは十三路の置碁で認定員に挑戦。細かい規定は知りませんが、やはり「○子で勝てれば△Q」のシステムです。
これもレーティングの一種と考えていいですよね。あとは、他の対局サイトとの互換性の問題です。
ここではもう何年も前から少路盤でワイワイガヤガヤ、「すごいヘボ」から「メチャ強い人」までが集まって碁会所を形成していたようで、もっと早く来ればよかった、と後悔しています。
何ともいえませんが
あくまで私の想定しているレーティングは、
幽玄の間などで使われている、
数字で算出されるタイプのものなので、
ちょっと「私の」ニーズとは違いますね。
ただ小路盤が盛んというのは良いことですし、
認定員の方に挑戦するのも
TVゲームの「ボスキャラ」戦的で面白いかもしれません。
政光さんの関わってらっしゃるところでしたね?
私もかってそうだった気もするのですが、
囲碁では他の人の打ち方や楽しみ方に、
安易に口を出す人が多いような気がします。
それが囲碁の自由さの表れとも思いますが…。
自戒を込めて気をつけなければいけないと思います。