対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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囲碁と将棋の棋譜集比較

2005-02-07 03:24:45 | 将棋
また比較論でお茶を濁します…。対局がしたいよぉ。

将棋にしても、囲碁にしても私は棋譜並べが大好きです。
DASさんのブログの表でいえば玩味鑑賞型。
もっともこれはメンタル的にも時間的にも余裕のあるときで、100手程度を気軽に並べることも多いですが。

で、気がついたのですが、囲碁は「解説がくどいくらいに詳しい」本が好まれますね。
棋譜を何譜に割っているかが、良い本かどうかのバロメータのように言われているのを目にします。
正直、最初戸惑いました。

というのも将棋はそんなことはなく、例えば「名局細解」のような本が将棋で出されたら、ブーイングの嵐だからです。
もちろん解説は必要ですが、ポイントポイントの簡単な解説がつけば、むしろ数を求められることが多い。

これは序盤に関しては定跡書がかなり深いところまで解説しており、そこは端折って構わないこと、
そして将棋の方が力は視覚的に優劣はわかりやすいというのがあると思います。
また最近の将棋界はちょうど韓国の囲碁界のように、
一つの定跡(囲碁の布石にあたる)が流行すると、それをとことん突き詰める傾向にあって、
最初は同じ形で中盤以降の枝葉が違うといった棋譜が多いのも、序盤解説があまり求められていない一因でしょうか。
わたしがお世話になっている将棋棋書サイトで評価されている本は、
詳解譜が15局程度、2ページで1局のポイント解説棋譜30局といった構成の本です。
その評価に関して私も同感ですし、世間もその傾向のようですね。

一方、囲碁は序盤から茫洋としていますから、
いくら解説はあっても足りるということがないのでしょう。
変化図を作ろうと思えば、いくらでも作れますか。

そんな傾向の違いを面白いと感じていたのですが、
これはある一定レベルまでの話で、
DASさんのように県代表クラスともなると、「解説」より「棋譜の数」に移行するようです。
ま、当然ですか。名局細解の解説でも「そんなことわかってらい」という部分があるのでしょうね。
詳細な解説のある本ももちろん評価しておられますが、
例えば一方で評価されていらっしゃる「囲碁百名局」など、
私が買っても多分使いこなせないと思うような、解説の少ない本も評価されています。
今私が「囲碁百名局」を評価したら、「資料としては一級だが、血肉にはなりにくい」と言ってしまいそう。
現在はDASさんは年鑑を並べていらっしゃるようですが、
一体、どれくらいのレベルになると「解説」より「棋譜の数」を重視した棋譜集の買い方になるのでしょうね?

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2 コメント

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失礼しました (GO!)
2005-02-09 00:34:37
「強豪」とでもしておけばよかったですか(笑)。
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訂正 (だす)
2005-02-07 20:45:06
>DASさんのように県代表クラスともなると



私は県代表経験がないので・・・

県代表になって「県代表クラス」って名乗ってみたいものです。(憧れ)
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