対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「ゴールデンスランバー」と「塚原卜伝」

2011-10-03 21:55:55 | 雑談
土曜日はテレビで放送していた映画
ゴールデンスランバー」を視聴。
レンタルビデオ屋で「面白そうだな」と気になっていたのだけれど、
実際に面白く視聴出来て満足。

ただ作品全体を「どういう感情」で観ればいいのか少し困った。

ホロリとくる場面もあれば、
結構血の流れるシーンもあるし、
完全にフィクションかと思えば、
ゾッとするくらいリアルだったりもする。

監督の意図としては観ている人の感情を色々揺さぶって、
最後の大団円でグッとさせるのが狙いなのだろうけれど、
結構、解決されない伏線もあり、
少しモヤッとした気分が残った。
このモヤモヤ感は伊坂幸太郎の原作を読めば解消されるのかな??

登場人物の中でも特に「キルオ」が気になったのだけれど
彼にしてもどういう感情でみればいいのか。
ああいう「トリックスター」的な存在は好きなのだけれど、
「キルオが好きです」っていうのもちょっとね…。

一方、日曜日に放送された同じ堺雅人主演の
BSプレミアムのドラマ「塚原卜伝」は、
今どき珍しいくらいにオーソドックスな剣豪小説そのもの。

強い相手を求めて武者修行に出かける若者と、
それにつき従う世慣れした従者。
主人公を慕う女性や、よき理解者など構図は単純そのもの。
でもかえってそれが新鮮かつ安心で今後の展開が楽しみ。
ワイヤーアクションのシーンはちょっとヒイたけど…。

「ゴールデンスランバー」と続けて観ると
「ゴールデンスランバー」では敵役同士だった堺雅人と永島敏行が
「塚原卜伝」では師弟関係なのにクスッとしてしまった。
「ゴールデンスランバー」での永島敏行の
無表情にショットガンをぶっ放す悪役っぷりは凄みがありましたからね。