対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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【第3次猿十番碁第7局】「テーマ図2」

2011-08-04 21:55:15 | 棋譜
閑話休題。
使い方、間違ってないですよね?

【テーマ図2】


つづき

【実戦図3(46~65手まで)】


黒1を再掲。
とにかくこう強く反発するべきと信じました。
「白2では3とノビて、隅で生きるべきだったか」
というhexaさんの感想がありましたが、
仮に隅と右辺のフリカワリになっても白失敗でしょう。

むしろ意外だったのは白8で、
ここは9にツグものと思っていました。
勢い、ここは何も考えずに黒9と切る一手。

白12の再度のツケにも長考しましたが、
ここも黒15と受けては方針が一貫しないと考え、
また黒△を活かす意味でも再度こちらもハネダシで応じました。

以下、白18までデジャヴを感じる進行になって、
白20がhexaさんの狙いだったと思います。
ここは先に書いたように勢いで打っていたので、
ドキッとしました。

【実戦図4(66~83手まで)】


二子を抜かれては何をやっているのかわからないので、
黒1はツブれてもこの一手。
しかしそれにも堂々と白2と押してこられて、
初めてhexaさんの狙いに気づき「やられたか」と一瞬観念しました。

【参考図2】


実戦図4白6で上の参考図2白1のキリがhexaさんの狙いだったはず。
しかしこの局面ではダメヅマリの関係で、
黒2以下黒8までで攻め合いは黒勝ちで不可。

やむなく実戦はキリを諦め
実戦図4白6としなければならなかったのは誤算だったでしょう。
私としてもこの手が成立しなかったのは偶然なので、
全然自慢はできませんが。

加えて危機を脱した安心感から、
黒9とかとにかくここをガッチリさせておけば、
十分利益は上がっていると思ったのがヌルい。

白10が冒頭のテーマ図2の局面ですが、重大な逸機が。

【参考図3】


右辺を黒1と獲る手がありました。
これは実戦図4黒9でも成立しそうですね。
ワタリを防ぐには白2テツヤですが、
黒3サガリがよくある詰碁の筋。

私も実戦図4黒13とヌイた後に
ここはヨンでいたのですが、
参考図3の黒2とツケ、先手で三子を抜くぐらいと
読み間違っていました。

私レベルだと見逃しそうな筋ではありますが、
やはりこれを見落としたのはだらしないでしょう。

実戦図黒13のヌキで、
厚みにヘバリついている白石が冴えないので
これでも黒リードしていると思いますが、
やはり右辺を全滅させた方が全然安心。

しかもその冴えないはずの白石に黒15と
手を出し続けているのがわかっていない証拠。

お互いゴチャゴチャやった後、
最後の大場の13に回ったのは白でした。

(つづく)

【テーマ図3】