アナウンスが遅かったので
「今月は出ないのかな?」
と思っていたMYCOMの新刊、
「張栩の実戦に学ぶ コウの考え方」を店頭で発見。
内容はタイトルそのまま、
張プロの実戦で生じたコウの手所を詳しく解説した本。
構成は「張栩の特選詰碁」でもコンビを組んだ王唯任プロ。
一応「序盤のコウ」「中盤のコウ」「終盤のコウ」と章分けされているものの、
体系だったコウの考え方というのがあるわけではなく、
どちらかというと全27局に生じた「コウの魔術」を鑑賞するという感じ。
プロが構成を担当しているだけあって(?)、中身は濃厚で妥協がない。
「張栩プロだからこそ語れる」という内容になっているように思う。
要所に入っているコラムも、目新しさはないが良いアクセントになっている。
巻末にはテーマで採用された棋譜の総譜が載っている。
総譜といっても4譜(【追記】最大6譜)にわけられており、
短いながら一口解説もあるので、棋譜並べにも使える。
私はこういう「プロでも参考にしそうな」本が
もっと沢山出て欲しいと強く望んでいる。
また本書は打碁集としても使えそうなので、
すぐにとは言わないが、いずれは購入することになるのではないかと思う。
「今月は出ないのかな?」
と思っていたMYCOMの新刊、
「張栩の実戦に学ぶ コウの考え方」を店頭で発見。
内容はタイトルそのまま、
張プロの実戦で生じたコウの手所を詳しく解説した本。
構成は「張栩の特選詰碁」でもコンビを組んだ王唯任プロ。
一応「序盤のコウ」「中盤のコウ」「終盤のコウ」と章分けされているものの、
体系だったコウの考え方というのがあるわけではなく、
どちらかというと全27局に生じた「コウの魔術」を鑑賞するという感じ。
プロが構成を担当しているだけあって(?)、中身は濃厚で妥協がない。
「張栩プロだからこそ語れる」という内容になっているように思う。
要所に入っているコラムも、目新しさはないが良いアクセントになっている。
巻末にはテーマで採用された棋譜の総譜が載っている。
総譜といっても4譜(【追記】最大6譜)にわけられており、
短いながら一口解説もあるので、棋譜並べにも使える。
私はこういう「プロでも参考にしそうな」本が
もっと沢山出て欲しいと強く望んでいる。
また本書は打碁集としても使えそうなので、
すぐにとは言わないが、いずれは購入することになるのではないかと思う。