山海堂業務停止（正規版）

先にもお伝えしたとおり棋書の出版も多い、山海堂が業務停止、解散したそうです。
ソースは新文化Online。

私は将棋棋書関連でお世話になっている、Rockyさんのところで知りました。
知っていれば昨日本社近くに用事があったので、寄ってみたのに…。
寄ったからどうなるというものでもないですが。
j-go booksの索引からも既に消されています。

Rockyさんは
「最近刊行された棋書（将棋）の、続編予定はどうなるのだろう」
と懸念されていますが、囲碁の方も関西棋院と組んで囲碁初段突破講座シリーズ
「手筋トレーニング180」
「死活トレーニング180」
を先日新たに出したばかり。
それだけに寝耳に水。

シリーズの中でも、3部作最終巻予定だった
「死活の交差点」
をまとめたものに、最も関心があったので残念です。
これは問題に「黒先白活」などが含まれており、「手を入れるべきかどうか」から判断しないといけないのが特長。
このシリーズは出版社を変えても、出す意味はあると思いますが…。

山海堂は他にも橋本宇太郎先生による「どんどん○○」シリーズや、「碁経衆妙」などの古典シリーズ。
それから「有段者の常識集」「白の作戦」などの「囲碁有段シリーズ」、「呉清源この手ご用心」など地味ながら、ロングセラーの棋書が多いです。
囲碁界にとって、将棋界以上に痛手でしょう。
どこかで出版権を引き取ってくれればいいのですが。

誠文堂新光社も元気がないし、ちょっと出版事情が心配になってきました。
昨日の某監督解任と同じく、とにかくビックリしています。

山海堂業務停止、解散

棋書出版大手でもある山海堂が業務停止、解散したそうです。
続報は、長ーぃCMの後。