対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

将棋からの転向

2006-08-03 21:55:55 | 将棋
名人戦移管騒ぎで将棋から囲碁への転向者が出たのか(?)、心なしか昨日の将棋倶楽部24の入りは少なかった。

ある意味下世話な話だが、セリエA不正問題で揺れたユベントスから他のクラブが選手を引き抜いたように、囲碁界にとっては将棋界から、ファンを引き抜くチャンスかもしれない。
私は囲碁も将棋も好きだから、どちらに肩入れすることもないけれど。
ただ先に「将棋ファン」から「囲碁も始めた」身として、ここまでで見えてきた「囲碁界」(ネット囲碁?)の欠点をも、将棋ファンに向けて提示してみたい。

一つに将棋倶楽部24を離脱していざネット囲碁を始めようと思っても、将棋倶楽部24のように無料で手軽で、しかも安定したサイトは囲碁にはない。
安定して人がいるサイトは、ほとんどが有料。
加えてほとんどが林檎(Mac)ユーザーには使えないことを明記しておく。

また囲碁はより、対局者のマナーに依存したゲームだと言える。
その点将棋は「玉を取る(本来こうはならないにしても)」という目的が達成されれば、否応なしにゲームが終了するので、囲碁に比べればかなりスッキリしている。
将棋はマナーの悪さが実害に及ぶ手段は少ないが、囲碁にはいくらでもある。
時間もかかる。
きっと囲碁を始めると、
「将棋をやるのって気楽だな」
と痛感するに違いない。

もう一つは名人戦移管騒ぎで嫌気がさして囲碁にきても、こちらはこちらで
「世界戦に勝てない、イライラ問題」
というものが待ちかまえている。
このイライラ感は並大抵ではなく、日本国内で完結している将棋の方が多少の閉塞感はあるにしても、遙かに気分良く観戦出来る。
連盟や棋院といった「プロ」の世界に興味があるのなら、どちらにせよそれを運営する組織に対するイライラからは逃れられないと思って良い。
それはどんなに面白くても協会、機構へのイライラが残るサッカーや、野球と同じ。

そもそもハッキリ言えば組織に左右されて
「将棋をやる、やらない」
を選択するなんてナンセンスだ。
移管問題に関して、「将棋」には罪がない。
今回の移管問題で連盟に嫌気がさしたなら、プロの将棋を観なければいいだけのことだと思う。
あるいは「囲碁将棋が人間形成に役立つからやっている」なんていう人がいるのかしら?

プロの将棋をみなくたって、将棋は出来る。
それを決して勧めるわけではないし、かといって連盟の姿勢を支持するわけでもないが、組織団体のゴタゴタで
「将棋やめます」
なんて潔癖性(?)なことを、竜王のブログに書き込むナイーブな人をみると
「それは違うでしょ」
と言いたくなるのだ。

【一時投稿ミスで、同じ記事が複数提示されてしまったことをお詫びします】

A3でスッキリ

2006-08-03 15:15:32 | スポーツ
ボクシングより囲碁よりサッカーでしょ!

昨日こういう人は少なかったと思うが、ボクシングでなくA3を観た人は、こういう言い方は嫌いだが、勝ち組。
やはり観戦は世間に流されてはいけない。

謀らずもスポーツナビで西部さんが、同じ趣旨のコラムを書いていたのも痛快。
思い浮かんだ単語まで一緒。

だって最近何かと後塵を拝している感のある韓国に、3-2で殴り合い勝ちですよ。
特に囲碁ファンは、スカッとするんじゃないかなぁ。

ボクシングの判定より10倍スッキリ、100倍嬉しいですわ。
あと4試合あります。
注目しよう!