12日(土)、札幌市青少年科学館に「はやぶさ」帰還カプセルの部品展示を、小学生3人を連れて見てきました。
見学者は、熟年がかなり多いことに気がつきました。子供づれが少ないことに、やはりかと思いました。
実物4点は、私の感動をさらに高めました。特にパラシュートの状態が良いのを見て、改めて耐熱・耐震技術に優れた作りに感銘しました。ヒートシールドや搭載電子機器部の外見からの構造をじっくり観察したかったのですが、進みながら見てくださいとの誘導で、実質5分間しか見ることができませんでした。実に残念でした。ルーペを持って観察したい心境でした。せめて、ふた回りしても良い配慮があったら、印象がさらに強くなった人が増えたことでしょう。入口を2時間ほど観察していましたが、押すな押すなの様子には程遠いものでした。
「はやぶさ」のプロジェクトが取り組んだこれまでの理論、部品材質、各段階の実験、組立を経て打上げにいたる技術がイメージ出来ました。人、物、資金、情報を統括するシステムのご苦労を感じました。
こうしたシステムと技術は、もう、汎用化して物作りに役立てるはもとより多くの人々を元気にしていることでしょう。
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