Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

四谷三丁目 La vita 12月17日

2008年12月20日 | ワイン
四谷三丁目 La vita 12月17日

イタリアワイン仲間との忘年会がありました。
今回はY氏不参加でしたので外来品種ワインが集まりました。何故か'99のスーパータスカン(死語かな?)というテーマとなりました。

写真の右から順に飲んでいきました。
'99 Galatrona Fattoria Petrolo
グラスに注いだ直後はジャミーな香りが立って期待が持てましたが、スッと沈んで閉じてしまいました。このまま終わってしまうのかと思っていましたが、食事の最後の頃になって、澱の若干混じった濃いところは香りが復活し味に甘みが出て良くなりました。ワインのイメージを記号にすると「し」かな。ガンベロ3グラス。

'99 Cantico Podere La Cappella
メルローならではの味わいを堪能しました。全方位をカバーした重厚な造りでした。確か樽のサイズを半分にしているとのことでしたがオーク負けしていませんでした。今年で一番記憶に残ることになりそうなメルローでした。イメージを記号にすると「○」かな。ガンベロ1グラスは不可解。

'99 Solengo Tenuta di Argiano
初めは、香りに生肉のニュアンスを感じました。それがチェリーを経由してカカオの香りに至ったように思います。香りを言葉にすることに慣れていないので外れているかも・・。いずれにせよ香りが一番変化したワインでした。私はソレンゴのセパージュはシラー主体だと記憶していましたが、カベルネとメルローとシラーが1/3ずつのようです。味わいもあまりシラーを感じませんでした。イメージを記号にすると「~」かな。ガンベロ2グラス。

'99 Tenuta di Valgiano Tenuta di Valgiano
他3本に比べると明らかに異質なソリッドな香りと味でした。私は墨汁のニュアンスを感じました。やはりサンジョベーゼがトスカーナのワインを一番表現していることは論を待たない。このワインが最後を〆てくれました。イメージを記号にすると「□」かな。ガンベロ2グラス。

'99のワインではまだ若いかもと思っていましたが、どのワインも飲み頃に入っていたように感じました。とは言え9年の熟成を経たワインなのですね。自分が歳を取っていくことをツイ忘れてしまいます。私がGalatronaを購入した時から7年も経過していました。
コメント (1)
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