父、綴ります。
今日の’山陰中央新報’の一面下の「明窓」欄の記事に注目しました。
”木次乳業”の創業者の”佐藤忠吉さん”にまつわる、小コメント記事です。
(執筆者のイニシャル入の個性的な記事内容に、其々の人間性が想像出来て、毎朝楽しみに目を通します。)
曰く、今では珍しくない”低温殺菌のパスチャライズ牛乳”の先駆者。
(高温で数秒の殺菌工程を経て、効率的に生産をする大手乳業社の牛乳に対して、
効率性よりも、「消費者の健康に適する牛乳を作ろう」って志の元、生乳生産者として牛乳工場を立ち上げ。)
(38年位前に、松江市の農業青年会に講師として招いて話を聴いて依頼、注視してた人です。
その縁を導いたのは、小中高の同級生である「原 慶治くん」でした。 その当時からず~っと彼は、
”木次牛乳”を毎朝、配達の業務を続けているんです。) 脱帽
佐藤翁は、御歳96とか。
確か、地元の産品である”ブドウ”にも注目して、ぶどう園経営や”木次ワイナリー”を立ち上げて、ワイン造りの創業も。
(テレビとか、新聞で見聞きすると親近感を感じる人です。)
流石に”時代の寵児”を実践した人なので、最近は首都圏の大学等での講演依頼に出掛けておられるとか。
其の語録には、『地域は活性化する必要はない。むしろ沈静化すべきだ。』
『大切なのは、社会が持続可能かどうかの視点だ。』
『世界も日本も、経済成長を目標に掲げて、企業が利益を上げ、社員の給料が上がり、消費が増せば
皆がハッピーになれると考えて動いているけれど。』
『子や孫に何を残そうか!って視点で。 資源を循環し、再生産が可能な生活を基準にすべき。』って。
『世界が、経済的発展の行き詰まりと、経済的格差と社会の分断に苦しむ今。
持続可能の源となる”水”・”空気”・”樹木”・”体の源である農作物”などの資源を大切にしよう。』
『品位ある簡素な生活を大事に想おう。』
そんなメッセージを発進しておられるそうです。
”経済の成長一辺倒”で、”大規模企業化することが最良な選択肢”。
”金持ちが潤えば、やがて下々の人達へも豊かさが及ぶから”
っていう、誠のようで、実は嘘だった方便言葉。
日々の生活やこれからの生活を考えるに付け、ここは、”老賢者”の言葉に、心の芯を傾ける必要ありかと。
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