「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

担当の特別授業、「創意工夫」の大事を伝える

2008年03月09日 | 指圧の活動
  3月4日(火)は、指圧学校の特別授業を担当しました。母校というのはいつ行ってもなにかいい気分になります。ホッとするような懐かしさがこみ上げてきます。
  いつもより早めに起きて、予定の1時間前には学校のそばの喫茶店でコーヒーを飲み、ゆっくりしてから学校に向かいました。それでもかなり緊張していたようで、足が冷たく顔が熱い、という変な感じを味わいながら開始時刻の9時を待ちました。

  どんな学生さん達に会えるのか楽しみです。「参加した人全員が満足できることはない」と初めから考えていました。何人かの方の、参考程度にでもなれたらそれでいい、という思いでした。

  この講義が決まって、2カ月ほどの間、なにをやろうかずっと悩んでいましたが、「自分の身体の感覚と向き合う」ことが「創意工夫」であること、そのヒントだけでも伝えられたらという思いで当日を迎えました。

  授業内容は多少強調し過ぎた感じになりました。それでもほんの触りぐらいは伝わったかな、と感じたのが正直なところです。朝のクラスで、実際の実技では説明不足があったことが、進行の中でよく分かり大変勉強になりました。
  夜のクラスではその辺のところは気を付けて進めました。2つのクラスの手応えの違いは面白い経験でした。これから3年生になり「奥義」を習う皆さんです。少なくともその辺の自覚を促すことだけはできたかな? と思います。
 
  感覚的なものを人に伝える難しさを痛感しましたが、自分自身とても勉強になりました。私の今後にも生きてくることでしょう。ありがとうございました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あっという間の3時間、「仙骨... | トップ | 桐朋学園大学でタツヤ君の体... »
最新の画像もっと見る

指圧の活動」カテゴリの最新記事