指圧に目を細める老犬クッキー

　 ６月９日と７月５日に投稿した柴犬クッキーが、この１カ月ほど、右後足が痛いのかな？　と思われる変な歩き方をしていました。　
   日に日に少しづつひどくなり、見た目にもハッキリ分かるほど腰が落ちてきました。身体も痩せてきて、老犬にはこの夏の暑さがここにきて応（こた）えているのだなぁー、と思って見ていました。 　

　 スタッフともそんな話をしていたとき、ヒョッコリ、ヒョッコリと、後足を引きながらクッキーがお散歩でやって来ました。　
　 たまたま手の空いていたスタッフＩさんが、クッキーの後足を指圧してみました。どうやら足自体が悪いのではないようです。腰をそーっと指圧したところ、１ヵ所、ピクンと後足に反射が起きるところがありました。　
　 持続圧でゆっくり弛めると、クッキーはとても気持が良さそうな表情をしていました。老いた身体にやりすぎは禁物です。少し変化した手応えで止めて、様子をみることにしました。 　

　 翌日、翌々日とだんだん歩き方がよくなりました。飼い主さんも、「指圧が効いたみたいです。元気になって朝から庭を歩いていました」と、嬉しそうに報告してくれました。　
　 スタッフＤ君も空いた時間に指圧をしてあげましたが、やはり嬉しそうにその場から離れたがりません。すっかり指圧がお気に召したようです。クッキーは会うだけで心が癒される不思議な柴犬です。毎日、彼女が散歩している姿を見るのが楽しみの１つです。　
　 いつまでも元気でがんばれ！　クッキー！