「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

練習生Mさんのお父さんで、炎症を鎮める指圧の実習を体験

2019年08月21日 | 素晴らしい指圧効果

 練習生Mさんは東京指圧専門学校卒業後、「治療ができる指圧師」を目指して、私のもとで練習生として日夜頑張っています。当初は、基本練習として練習台や指作り、スクワット(基本練習三本セット)を続け、無駄な力が抜けた状態で圧すための基礎作りをしてきました。
 彼は免許取得後約2年半経過しています。今年は人の身体を借りての練習を開始しています。この日は、彼のお父さんをモデルにお願いしての3回目です。

 お父さん前夜、膝蓋骨が外れたとのことで膝の痛みが強いようです。見れば左膝は腫れて発熱していました。まず、炎症を鎮めなければ楽にはなりません。さっそく身体の炎症を治すための指圧実習になりました。彼の初めての治療です。
 私の指示どおりには動けないのが当たり前です。全身を圧すのに2時間20分もかかりましたが、施術後お父さんが一言「治った」「痛くない」。写真は歩いてもらった時のものです。2人とも嬉しそうでした。

 たまたま翌日、先輩であるKさんの患者さんが、足首をひねって捻挫状態で来院。今度はKさんが炎症を治すことになりました。施術後、患者さんから「楽になりました」との感想。なによりも嬉しい言葉です。
 ちなみにKさんは私の治療院のスタッフです。もちろん自分1人で治療にあたりました。新旧二人の炎症への対処の報告です。


練習生Mさん、お父さんの膝の炎症を鎮める実習体験


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