8日・9日の両日、夫に連れられて箱根へ出かけてきました。
退院から間もなく半年になろうとしていますが、現在、リハビリは順調に進んでいます。2ヵ月前には仕事場のスタッフの慰安旅行を兼ねて、4日間の台湾旅行もしました。
私は前から旅行好きなのですが、ことに病気のあとは「旅行に行くと元気が出るような気がする」のです。そこで今回はお盆休みを1週間前倒しして、1泊旅行をすることになりました。
箱根は東京や埼玉などからほど近く、湖があり緑も濃い絶好のロケーションということで、明治以来、避暑地として人気を博してきた場所なのでしょう。今回はわずか1泊ですから避暑とは言えませんが、自然の涼を全身に感じて帰ることができました。
宿泊したのは芦ノ湖の箱根町港から徒歩数10秒の箱根ホテル。富士屋ホテル・チェーンの瀟洒な建物です。
予約はスーペリアツインでしたが、チェックインのとき「今日は空室になっていますから」ということで、ジュニアスイートルームにランクアップしてくれました。もちろん追加料金なし、です。
55平方メートルの部屋にバルコニーが付いており、日本のホテルとしては比較的ゆったりしています。芦ノ湖や富士山を正面に望め、自然とのやすらぎを堪能できる1泊でした。
これまでフィジーのマナ島で、ツインルームをスイートルームにランクアップしてもらったことがありますが、長く旅行しているとたまにはラッキーなこともあります。
これまでは箱根へ出かけても、ほとんどどこへも行かず(行っても1ヵ所程度)寝て帰るだけだったのですが、この日は久しぶりにロープウェイや遊覧船にも乗ってみました。
新宿から箱根湯本までロマンスカー、そのあと登山電車とロープウェイを乗り継いで桃源台へ。桃源台港からは「海賊船」と名付けられた遊覧船で箱根町まで遊覧です。
ホテルは港のすぐそばなので、湖上を渡ってくる涼風が身体のほてりを冷ましてくれます。
夕食はランス料理のコース。良い材料を使っているのですが、腕なのでしょうか、味は今一つでした。部屋をランクアップしてもらったので、言いたくはないのですが…。
しかしパンはとてもおいしかった。ボトルで頼んだ赤ワインと、最後のコーヒーも十分納得のいく味です。
クーラーがあんまり好きではないので就寝するときはOFFにするのですが、決して暑くなく、そうかといって寒くもない快適な寝心地でした。
翌日は帰るだけ。湯本でお土産を買って、ロマンスカーで一路東京へ。午後3時前には自宅にたどり着いてほっと一息つくことができました。
ロマンスカーで箱根湯本へ
ロープウェイで桃源台を目指す
桃源台港から箱根町港へ
箱根ホテルのすぐそばに芦ノ湖
これからフランス料理のコース、期待外れ?
箱根ホテルの正面全景