「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

初心者向けの指圧教室、熱意の中で船出

2009年04月17日 | 指圧の活動
 4月11日(土)午後6時30分から1時間半、チャレンジ・ナンバの親たちの指圧教室がスタートしました。これは障害を持っている子供たちのお母さんの熱意で開催することになった、初心者向けの指圧教室です。名目は初心者向けですが、目指すは超一流のスペシャリストです。
「無駄な力が抜けた状態になって圧す」本物の技術を身に付けるために学ぶのです。障害を持つ我が子を圧すための修練が始まりました。  

  お母さん4人、お父さん1人と研究会メンバー2人で第1回目をむかえました。まずは指圧用のスクワットと指づくり。もうひとつ肩甲下部の練習をやる予定でしたが、指づくりの必要性を実感してもらうため「頭部・顔面」の指圧を実習しました。 
  圧すための指の型ができないと、その形を作ることに一生懸命になってしまい、とても圧すことどころではなくなることがよく理解できました。結果、指づくりは次回までの宿題となりました。 
  しかしとにかく皆の熱心なのには脱帽です。将来のスペシャリストを目指しての第一歩は、まずまずのスタートを切りました。  

 昨年、日本指圧学校の特別授業に講師として招かれ、120名の学生さん達と共に学びました。その時の感想は、とにかく「学生さんてなんてかわいいのか」ということでした。今回、チャレンジのお母さん達の指圧教室でも同じ感情が湧いてきました。これからきっと素敵な前進が待ち受けているであろうと予感しています。  

  第一回目の教室ですでに皆、自主練習の相談をしているほどでした。大きい夢に向かって、まずは順調な船出でした。



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