「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

あっという間の3時間、「仙骨」の講義に感動

2008年03月08日 | 指圧の活動
  3月1日(土)、仲間5人と患者さん3人で、新宿の朝日カルチャーで開催される長谷川智先生の「仙骨」の講座に参加しました。3カ月前に同講座には参加しているのですが、とても面白かったのでぜひもう一度と思って、まちこがれての参加でした。

  仙骨の使い方の話ひとつで3時間ビッシリ、しかも前回とはまったく内容の違う講座でした。長谷川先生の「引き出し」の多さには驚かされました。また、仙骨と尾骨の使い方で今まで知らなかったさまざまな身体感覚を体験でき、これまでにない新鮮な感覚を味わうことができました。

  今、私の左カカトにはかなり強い痛みがあり、歩くのも辛いことがあります。ところが、尾骨の使い方で痛みがなくなる瞬間があったのには驚きました。
  人間には尻尾はありませんが、尻尾を持つ動物は、その使い方で痛みをとったりしているのではないかしら? と思うほどピタリと鎮痛するのです。敵に襲われても「痛い!」などと言っていたらやられてしまいます。そんなときにうまく尻尾を使うのかも知れないと思いました。
  私も歩く時にこれができたらさぞかし楽でしょう。試してみました。やればできるにはできますが、かなり意識しないと難しいのは本物の尻尾がないせいでしょうか?でも実はこの痛み、訳あって出ている痛みです。尾骨の使い方で楽になるとはわかってもしばらくは味わおうと考えています。

  いつものことですが、長谷川先生の講座の進行はみごとで感動しました。あっという間の3時間、3月4日に指圧学校の特別授業の講師を引き受けていたので、講義の進め方の勉強にもなりました。
  皆で動くのは楽しいものです。機会をみつけてまた参加したいと思います。

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