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千葉県:千葉市花見川区作新台にて、地デジBSブースター工事

2011年11月29日 | 千葉県千葉市:アンテナ工事
11月25日分

今日は、千葉市花見川区作新台にお伺い致しました。

昨年、10月31日に地デジの追加工事をご依頼頂いたお客様からです。再度のご依頼、誠にありがとう御座います(*^_^*)



ご依頼内容は、前回調子の悪かったBSが時々受信できなくなるとの事でした。

既存のアンテナマストに付いていますので、建て直しも考慮してのご訪問となりました。


まずは現状を確認してみます。

BSの信号は、50数dBμ~でCNは17dB程度。LV、CNともに低いです。

AMPがあるかと思いきや、それは付いていませんでした。

TV端子を数えると、全部で3箇所。微妙な数ではありますが、BSには辛いかもしれません。


早速分配器の位置を探りましたが、どこをどう探しても見つかりませんでした。

1箇所ありそうな場所を見つけましたが、そこは釘打ちされていてあける事はできませんでした。

やむなく端末から電源を送り、各端子で通電できる事を確認しました。

現在までBSを視聴できていた事から、どうやら全通の3分配器が付いているようです。

ここから先は追及せず、アンテナ周りのみの変更で対処する事にしました。




現状のアンテナです。


地デジは前回弊社が取り付けた物です。これだけ再使用する事にしました。


BSアンテナも再使用しようかと思いましたが、状態がコレなので・・・

新しい物に交換する事にしました。

また、引込み線の処理が気になりますので、

これは後ほど修正しておきます。



屋根馬施工でも良かったのですが、お客様宅の屋根はデザイン性を帯びていましたので、

サイドベースにて綺麗に取り付けてみました。


いつもの様に、下穴をあけコーキング処理とステンビスで!


今回は、上下2段で取り付けます。



地デジから測定していきます。





ここで問題が出ました。

千葉局の電波が強すぎ、(東京タワーと千葉の送信所が重なる位置関係なので)キー局との差が25dBμほどあります。

このままAMPを掛けると、千葉局が飽和状態に。これは不味いです。

そこで、千葉を減衰させる為にマスプロ:UW7Fを使用します。


通常は千葉局との混合に用いるものですが、あえてカットフィルターとして使用します。

千葉側入力端子には何も繋ぎません。キー局側の入力はCh28までとなりますので

ここに千葉(Ch30)を入力すると、マイナス20dBとなりキー局と千葉の信号が揃うのです。

これを通過させ、もう一度測定します。




通過帯損失でキー局も若干落ちていますが、千葉のLVが落ちCh20(MX)のCNが改善しました

この後、AMPをかければ問題ありません。


今日から修理あがりの”LCN3”を使用します。バージョンアップ(1.20)されていますので、測定が辛口となっている様です。




アンテナが完成しました。













AMPへの繋ぎ込み及びUW7F、BSアンテナには防水接栓を使用します。






一度外したUHFアンテナへも、ローバルを再噴霧しておきます。




増幅部からの配線と引込み線への接続にも、防水接栓を使用しエフコとビニテで処理します。

いつものクリップで板金部に固定しておきます。



あとは電源部をTV裏に取り付け、確認します。






全て上手くいきました。



これでBSの受信不良もなくなり、安心してご覧頂けると思います。


この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^

今後ともよろしくお願い致します。