爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

そもそもなぜ城を攻めるのか?ー本郷東京大学教授講演

2017-10-16 14:57:30 | 日記

たまたま、駅にあるチラシを見て面白いと思い申し込んだところ抽選に当たった。
会場の東武博物館ホールに早めに着いたが、雨にも関わらずもう列が出来ていた、近年の「城ブーム」によるものなのか、講演者がTVに良く出る本郷和人東京大学史料編纂所教授の人気によるものか、多分、両方なのだろう。
2回講演の1回目は、「城攻めの分類と実例」であった。城を歴史的に話す事、本質の話は難しく、城郭の研究者はいるが、大学にはお城の研究者はいないとの事。
城攻めは何なのか?、なんで城を攻めるのか?
本郷教授は、3つ上げられた。
①相手を倒すために城を攻める。
②目的達成のため妨害する城を攻める。
③魅力的な地域に城がある。
中国、ヨーロッパでは、城壁が大きな役割を果たし、城壁を攻める武器等があったが日本にはそのような城壁都市はなかった。日本では、地域の商業的な城壁でなく、自然地形を利用した山城で地域の商業は従であったと教授は仮説をたてている。そうした意識が変わったのは織田信長からか。(日本には、地域を守る、住民を守る思想は外国に比べて無いのですかね、武士中心のお城の役割だったのか、いまの社会に通じるような??)
今回、お城の話を聞き見方がチョット違ってきました。

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