爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

三郷市を散策

2022-04-06 19:42:40 | 日記

妻の病院への付き添いでJR武蔵野線の三郷駅で下車した。待ち時間の1時間程を駅の周りを散策した。
駅前に「三郷市市制50周年」の幕があった。昭和31年(1956)に東和村・彦成村・早稲田村が三郷村に、昭和39年(1964)には三郷町、そして昭和47年(1972)に市制施行した。
市名の由来は、この地域は早場米の産地として知られ、隣の吉川市と三郷市の地域を「二郷半領」と言われたことから、その「郷」と3村(彦成・早稲田・東和)の合併の「三」から三郷と名付けたと言われている。ちなみに「二郷半領」とは、二郷(吉川・彦成)と「下半領」彦成以南の地域を総称している。
三郷市は、埼玉県東南部に位置し、江戸川、中川、大場川が流れ、江戸川を挟み千葉県に接している、かつては純農村地域であったが、昭和48年(1973)の「武蔵野線三郷駅開業」、平成17年(2005)の「つくばエクスプレス三郷中央駅開業」高速道路網が整備され三郷ジャンクションができ、住宅都市化、物流施設等が集積するなど、様変わりした。あとで開業した隣の新三郷駅は、操車場跡地利用で大型ショッピングセンターの「ららぽーと新三郷」「コストコ」「IKEA」が出店し、三郷駅周辺が地盤沈下ぎみである。隣の千葉県流山市が人口増加話題になっているが、いかに鉄道網と大型ショッピングセンたーが起爆剤になっているかがわかる。
三郷市は、人口14.2万人(三郷市HP)。最近、三郷市で話題になったのが、埼玉県民に聞いた「埼玉県の住み心地が良い街ランキング」(2021年版)で1位になったことであるが、東京20k圏内で鉄道網と大型ショッピングセンターが充実しているからだろう。

前置きが長くなったが、1時間程度の待ち時間で近くのお寺にと思い、前にタウン誌に掲載された高応寺へ。
高応寺は、住宅街の中にありました。まるで箱庭のお寺のようです。入口の「高応寺(学問寺)の由来」の説明板がありました。高応寺は、今から400年ほど前に建てられた、日蓮宗の学問寺で、この寺子屋から早稲田小学校、前間小学校へと続いていきます・・・と。そのためか学業成就祈願が有名で、鬼子母神、大黒天も祀られています。現在の住職は、第27世 酒井菜法氏で、前住職は父にあたり立正大学名誉教授・文学博士、仏教学部長、カリフォルニア大学客員教授を歴任。現住職も異色の女性住職で、幼少期を米国で過ごし、臨床宗教師として緩和ケアの活動をしている。マスコミにも出演することも多く、テレビ朝日「ぶちゃけ寺」NHK「チコちゃんに叱られる!」「クローズアップ現代」等に。


境内には、ホタルが舞う小川、水琴窟、東屋、ベンチなど配置し、四季折々くつろげる境内です。高応寺内で、お寺ヨガ・書道教室・マルシェ・子ども食堂・がんカフエなど催すなど行動的なお寺です。

まだ時間があったので江戸川土手に、傾斜地一面に菜の花が咲いているが、菜の花も群生で咲いていると見応えある、都心から20kmの所に広々した心が休まる所が・・・。
これが三郷市の人気の一つかもしれません。

ここで妻からメールが入り帰ることに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする