爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

盛岡散策・・・(2)

2017-03-21 20:58:29 | 日記
姉の納骨と参列者の会食も終わり、帰りの新幹線の時間まで時間があるので、JR「大人の休日倶楽部」のVIEW'S newsに出ていた「もりおか啄木・賢治青春館」に向かう、明治43年に竣工された旧第九十銀行本店の建物を利用し岩手が生んだ文学者の石川啄木と宮沢賢治と二人が青春時代を過ごした、昔の盛岡を紹介している。中には喫茶室もあり、啄木や賢治のファンには落ち着ける場所でもある。
私には建造物の方が興味がわく。外観は、ロマネスク・リヴァイヴァル様式との事で銀行建築として重厚感を出している。丸いアーチ、窓の上の半円アーチ、蛇腹層(壁面の帯状の層)ロマネスク様式に比べるとアーチは窓の装飾が単純化、直線的でシンプルなデザインが特徴とのこと)十九世紀末のドイツ・オーストリア芸術をいち早く取り入れた重要な建造物で国の重要文化財に指定されている。二階建ての建物で、屋根はドーマー窓によって飾り、天然スレート、銅板のマンサード屋根、内部は1階を営業室・客溜・金庫室・頭取室・応接室、2階に総会室(集会室)を設けている。岩手銀行赤レンガ館(旧本店・中の橋支店)と同時期の建造物であり、レトロな建築物で歴史を感じさせる。



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姉の納骨

2017-03-21 20:52:03 | 日記
昨年の11月29日に亡くなったが、姉の納骨がお彼岸に盛岡市のお寺で行われた。私と姉は一回り以上年が離れているので、姉という感じは小さい頃よりあまり感じなかった。しかし姉は姉である、死というものがより身近なものとなってきた、悲しさと寂しさが募る。姉の遺影の前で妹と写真を撮ったが、妹も順番だねと・・・私と思いは同じなのだろう。
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盛岡市内散策・・・(1)

2017-03-21 20:27:30 | 日記
昨年亡くなった姉の納骨には時間があったので、盛岡市内を散策した。駅のコインロッカーに荷物を置き開運橋を渡って中心地に入るが橋からの岩手山の景色が素晴らしい、皆さん立ち止まって写真を撮っていた。


裁判所にある有名な「石割り桜」は、まだ冬仕様である、こちらの桜開花は1カ月先だろう。岩手医科大学の脇を通り、北山(名須川町)と呼ばれる寺町に入る。


寺町の中でも立派な山門のある報恩寺に入る。石川啄木も好んでこの地を訪れたようです。本堂より「五百羅漢」のある羅漢堂に入るが途中、鋳金原型堂という所を通るが如何してここにあるんだろうと不思議である。羅漢堂は蔵のような建物で、祀られている仏像が建物内の壁を囲み中心には大仏盧舎那仏像ある。五百羅漢は、京都の九人の仏師の手により1731年から4年を費やして作られた、全て寄木造、漆塗りでこうも仏像も並ぶと壮観である。
羅漢とは、供養と尊敬を受けるに値する人の意味で、仏道修行者達を指すが、仏像の表情を見ると仏道を志す人も色な人がいるんだ・・・思わず仏道を志す人と?真面目な、怒りっぽい、酒飲み、お笑い・・・一体一体が茶目っ気たっぷりで面白い。






お彼岸のこの日、お花を持った家族ずれや、車で寺町の北山は渋滞に普段はひっそりしている街なのだが。
ここで時間が来たので姉の納骨するお寺に向かう。>
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