爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

「東京駅~日本橋百年散策」・買い物・甘味処「立田野」

2014-12-09 20:59:20 | 日記
香典返しの買い物のついでに(義母に申し訳ないが)東京駅開業100周年記念事業でマップと硬券を配布している東京駅の「みどりの窓口」へ立ち寄った。マップには、昔と現在が簡単に比較でき、いい地理資料となった。硬券については「懐かしい」の一言である。いろいろな企画をしたようだが、後日、じっくり個人的に散策をと自分に言い聞かせ、今日の目的である買い物のため京橋から銀座方面へ。

京橋から銀座に入る所に「碑」が建っている、いままでは歩いていても気にもとめないが、月1回の「日帰り散歩」のおかげで立ち止まるようになった。この碑には、「江戸歌舞伎発祥の地」とあった、歌舞伎は「出雲阿国」が京都で「歌舞伎踊り」をしたのが始まりとされ、20年後に猿若勘三郎が江戸の京橋に猿若座(のちの中村座)を開設した記念碑であった。その後、移転を繰り返し台東区にて廃座となった。当時の歌舞伎は女性も演じていたが風俗を乱すと言う理由で、現在の歌舞伎である男だけの歌舞伎になった。同じ敷地にもう一つ「京橋大根川岸青物市場跡」の碑があった。京橋川河岸は大根を中心とした野菜の荷揚げで昭和10年に築地の中央卸売市場ができ統合されるまで続いた。

 銀座に入り「松屋銀座」で買い物、この時期になるとお歳暮シーズンも終わりなのか混んではいなかった。妻に言われた買い物も終わり、何か旨い物をと「立田野」へ、母から銀座の甘い物は、「銀座若松」か「立田野」と言われており、十数年ぶりに行く事に。このお店、明治28年創業でお相撲さんの四股名を付けたとの事。店名も変わっているが、「立田野」の看板の文字が昔の書体で古さがわかる。甘味処に男一人入るのは恥ずかしい、中の客はシニア夫婦2組、シニア女性1組、30代?の女性と、私にとっては「早く食べて帰ろう」的な雰囲気である。あん・寒天にこだわりを持ち、手作り感を大事にしているお店です。「田舎しるこ」を食べましたが、しつこく無い上品な味でした。私だけいい思いをしては悪いので「おみやげ」のあんみつを買い求め家路に。

コメント
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