Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

酔いが覚める時間 ~飲酒運転をしないために~

2007-10-20 23:59:59 | Life
 最初に断っておきますけれど、私はお酒は飲めません。下戸もいいところです。
 ビールだろうがチューハイだろうが、350ml缶一本飲めば確実に吐けます。最近はどこへ行くにも車で行って、酒を飲まないための口実にしている始末です。

 さて、ここ数年でどんどん厳しくなる飲酒運転の規制。おじさん方の語る昔の武勇伝での、飲酒運転なんて当たり前くらいの感覚とは隔世の感がありますね。

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という精神がようやく浸透してきてきたのか、世間様では代行運転なる商売が立ち上げられたり、飲み屋の客足が遠のいたりしております。
 要するに、車を運転して飲みには行かないと言うことで、大変結構だと思います。

 となると、家での晩酌を楽しみにしているお父さん方も多いと言うことでしょうけれど、ここで気になるのが「どれくらいで酔いが覚めたと言えるのか」ということ。通勤の時にスピード違反で捕まって、さらに飲酒までプラスされたら最悪ですからね。
 加えて、「運転を仕事にしている人」はさらに最悪。乗客の安全とか、自身の生活とか、様々なものを天秤にかけることになりますからね。
 そんな仕事の中で、「バスの運転手」という、一時期飲酒問題がとりただされた職種がやっている検査で、興味深い結果が報告されました。

 「勤務前8時間は飲酒禁止」でいいの? バス運転手 asahi.com

 内容を要約すれば、「8時間前飲酒禁止という内規になっていたが、どうも8時間では抜けない場合もあるらしい」というもの。

 実際、アルコールが分解するにはどのぐらいの時間がかかるのか。京都府立医科大学の吉本寛司准教授(法医学)によると、一般的に体重60キロの男性がビール大瓶2本程度を短時間で飲んだ場合、分解時間は約8時間が目安だが、個人差もあり、飲み方や体調によっても大きく変わってくるという。

 小難しい話をしないでおくならば、7時に家を出るなら前夜の11時まで飲んでると、もしかすると酒が残っているかも?という話です。航空会社は12時間前の飲酒禁止となっていますので、安全を考えるなら夜の7時には飲むのをやめた方が良さそうです・・・つまり、飲むなって事ですかね?

 逆の立場、つまり警察の立場に立って考えると、「朝、検問をやったら入れ食いかも?」という話ですよね。
 今はあんまりやらないみたいですけれど、このご時世、いつ始めてもおかしくありませんから、せめて仕事前日の深酒くらいはやめておいた方が良さそうです。