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Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

iPhone、何もしなくてもパケット上限になる事実が明らかに

2011-05-11 22:27:18 | Digital Devices

 携帯電話のパケット定額プラン、これが無いことには恐ろしくてスマホなんて使っていられません。「PCのモデムとして数時間使ったら、とんでもない額が請求された」なんて話はもはや「パケット通信は怖い」という話の定番ですが、そのPCと同じくらいのデータ量をやりとりするスマホは、正にパケット通信定額は必須です。

 そのパケット通信定額プランですが、多くの場合上限と下限が設けられています。全然使わない月は下限で、徐々に使っていくと上がっていき、上限になったら加算が止まるというアレです。通常の携帯電話だと、ネットを使わないと本当に下限に納まることも少なくないため合理的なシステムに見えますが、実はiPhoneを初めとするスマートフォンでは意味が無かったという話が波紋を広げています。

未利用 iPhone のパケット問題、総務省実験では4台中3台が上限に到達 engadget

iPhoneがなにもせずともソフトバンクのパケット定額プラン下限を突破する件、事態はもっと深刻でした。NHKニュースによれば、総務省が用意した4台のiPhoneのうち、3台が「インターネットをまったく使っていないのに」パケット定額の「上限」にまで達したとのこと。

 スマートフォンは、ユーザーが何もしなくても、OSが勝手にサーバーとやりとりをしているため、いつの間にかパケット通信量が上限まで達していることがあると言うことですが・・・
 これって詐欺くさいとも思いますけれど、自分の使い方だとどう頑張っても上限に張り付いてしまうため、あんまり関係ないと言えばそれまで。そもそも、常に一定のプランに乗り換えましたし。
 それ以前に、この事態は元々「使ったか、そうでないか」程度のしきい値でしかない上限・下限の設定方法に問題があるのではないですかねえ。他社の後追いでやってきた結果と言えばそれまでですが、通常の携帯電話とはパケット通信量が段違いのスマホにおいて、

ちなみに「パケットし放題 for スマートフォン / 標準プライスプラン」の上限である4410円に達するのは5万2500パケット利用時。ざっくり6.5MBぶんくらい。

高解像度の写真数枚を見たらおしまいくらいの通信量で上限に達してしまう料金体系なら、むしろ設定しない方が良いですよね・・・

 これを見るに、これからは二段階性は段階的に廃止になっていくのではないでしょうか?とりあえず、スマホに関しては「よほど特殊な使い方をしない限り、意味無し」な訳ですしね。


Googleミュージック! Amazonに対抗

2011-05-10 23:59:59 | Digital Devices

 何でも放り込めるフォルダと同じ感覚のクラウドストレージは主流から完全に外れちゃったんでしょうね。今後は、サービス別の「一点豪華主義」なクラウドサービスがモリモリ登場するんじゃないか?と思わせたAmazonの音楽専用クラウドサービスAmazon Driveでしたが、同様のサービスがGoogleからも予想通り登場してきました。

クラウド音楽サービス Google Music 正式発表、本日よりベータ開始 engadget

Google が音楽サービスを正式発表しました。名称は今のところ " Music Beta by Google "。Googleのオンラインストレージにユーザーのライブラリをアップロードしてどこからでも・どのデバイスでも聴けるようにする、いわゆるクラウド音楽サービスです。ベータは本日より開始。

 内容としては、2万曲までアップロード可能なクラウドストレージと、PCでの利用の他、Androidでも専用のアプリを即提供し、自分でアップロードした曲をストリーミング配信で聴くことが可能。Amazonと違って新たに購入は出来ない。・・・クライアントの出来にもよりますが、Google版iTunesですよね。

 ベータサービスは当面の間アメリカ内のみ。しかも招待制と言う事で、日本で使えるようになるのはいつになるかは分かりませんが、スマホの容量を気にしなくても良い、サブマシンにデータを転送する手間を省いてくれるこういうサービスは大歓迎。初回の転送の手間はあるものの、それ以降は何もしなくても良いところは便利そうです。

 気になるのは、「ベータの間は無料」というところ。正式サービスに移行したときに、どれくらいの金額を取られるのか、それいかんによっては利用そのものに関わってくるので・・・
 とりあえず、日本での早期サービスインを期待したいです。Amazonとどっちを使おうかなあ・・・


プロセッサの品質を推測する冴えたやり方

2011-05-08 23:59:59 | Digital Devices

 物理的に存在するものに「永遠」なんてものが存在し得ないように、形あるものはいつか壊れるという言葉通りに、道具はいつか使えなくなります。何らかの兆候があったり、あるいはある日突然に。

 そう、このある日突然にというのが厄介で、例えば今この原稿を書いているPCが「ある日突然」電源が入らなくなった場合とか、旅先に持っていたデジカメが「必要なときに限って」機嫌を損ねてしまったりとかされると困るわけです。

 メーカー側は、その困ったに対応するため、保証期間なるものを定めてクレームに備えるわけですが・・・普段はあんまり気にしませんが、その故障原因としては、これらも当然あるのですよね。

PCの使用条件からCPUの寿命を予測する PC Watch

 マイクロプロセッサを含めた半導体チップの寿命とは通常、製品として動作する期間を示す。標準の試験規格に準拠したストレスをサンプルに与えて試験を実施し、試験をパスすることで一定の寿命を保証する仕組みである。例えば10年の寿命を保証する場合は、通常の使用条件よりもはるかに厳しいストレスをサンプルに与えることで、試験期間を1カ月程度に短くする。いわゆる「加速試験」と呼ばれる手法である。

 これに対してIntelが試みた手法は、「知識ベースの品質保証(KBQ:Knowledge Based Qualification)」と呼ばれる。KBQでは不良モードの物理現象をモデル化し、使用条件を入力し、寿命を予測する。加速試験に比べると、実使用状態に近い条件で寿命を保証できるという利点がある。

 要は、高負荷を短時間でかける「加速試験」だと、実情にそぐわないほどプロセッサにとって過酷な環境にさらされるため、過剰な品質を求められる。だから、実使用状態での故障率のデータを蓄えることで、品質を「適正に」戻したい・・・という話です。

 この話云々よりも、「プロセッサが壊れる」という事自体に対し、変な感動を覚えた自分がいます。実際のところ、PC関係その他のトラブルが発生した場合、真っ先に疑うのはストレージなり電源なり・・・つまり、自分の中ではプロセッサは完全にノーマークだったんです。考えてみると、プロセッサだって壊れることは当然ありますよね。

 今回のネタ元にあるように、加速試験のような過酷な状況にプロセッサを追い込むことはそうそうないと思いますし、そもそも業務用でもない限り、インテルプロセッサを10年以上使うことはまずないと思います。
 ですから、今回の方法によってユーザーが不利益をこうむるよりも、むしろ、品質を下げることでの価格の低下の恩恵をうけとれるかもしれません。企業にしても無駄なお金は使いたくないでしょうし、このやり方が認められればかなりの速度で普及するかもしれませんね。


今度は実現可能?25ドルPCの話

2011-05-06 21:05:42 | Digital Devices

「安価なPCを作って発展途上国にばらまく」
 こういう試みは、今となっては別に珍しいものではなくなってしまいました。OLPCのように100ドルという価格を設定値とするもの。もっと現実的に「出来るだけ安く」提供したいというインテルのクラスメイトPC。インドの「35ドルタブレット」など、様々なプロジェクトがあります。

 今日では、OLPCが発足したときと違って、十分名性能を持つプロセッサやストレージがずいぶんと安価に入手できるようになっています。そのため、上記の3つとは異なるアプローチで、発展途上国に配るPCを模索する動きも出てきました。目標設定価格は、これまでで最安となる25ドルです。

キーホルダーにも付けられる超小型PC–Raspberry Piはこれを25ドルで売り出すつもりだ TechCrunch

大きさはUSBメモリぐらいで、700MHzのARM11プロセッサ、RAM 128MB、ビデオやリムーバブルメディア用およびUSB 2.0のポートがある。これがすべてだ! ”汎用の”I/Oスロットがあって、カメラやワイヤレスのモジュールなどを取り付けられるが、そのほかには何もない。でももちろん、これだけあれば今のコンピュータのOSを十分に動かせる。

 感覚的にはUSBメモリにOSをインストールするみたいな感じでしょうか。でも、そのUSBメモリがオールインワンのPCになっていると。確かにコア部分だけならば十分安く出来るでしょうから、途上国にばらまく安価なPCという用途にはぴったりかも知れないですね。

 ただ、懸念もあります。

これに、16GBのSDカード、USBハブにつないだマウスとキーボード、コンポジットまたはHDMI用のモニタを付ければ、数年前のデスクトップPCよりも高性能な、機能的にも不足のないPCになる。

 そう、あくまでPCとしてのコア部分だけで、入出力デバイスが何一つとして無いことは以外とやっかいな問題です。途上国にHDMI用モニタがどれくらいあると言うんです?一式揃えたら、結局従来と変わらないくらいの値段になってしまわないですかね?

 つまり、OLPCその他が目指したような、ノートPCタイプの製品というのは、私は正しいと思うのです。「その製品一つで完結している」というのは、何もないところに送る場合、とても大きなメリットになり得るからです。だから、例え25ドルだったとしても、この製品を途上国にばらまくために使うのは難しいと思います。
 逆に、先進国の「古いPCのリプレイス」として使うならば、とても喜ばれるのではないでしょうか。教育用のWindows98マシンの代わりに、ネットカフェのガタが来たマシンと入れ替えて・・・ネットが出来るだけで良いなら、むしろ、先進国でこそ魅力的だと思うのは私だけでしょうか?


ソニーのネットセキュリティがザルだった・・・さらに個人情報の流出追加

2011-05-03 23:04:55 | Digital Devices

 5月1日に発表のあった、PlayStation Networkの個人情報流出について、7700万件という規模から大きな波紋を呼んでいるところです。当の私もクレカの情報が漏れていないか戦々恐々としているところでして、PSNが再開したら(たいして使っていなかったし)速攻で解約してやろうと思っていたところ、「退会の概念がない」とかいうとんでもない落とし穴に遭遇・・・せめてクレジットカードだけでも解除しておかないと。

 さて、それから2日経ち、「実はそれだけで事件は終っていなかった」という嫌な事実が明らかになりました。もう、本当にソニー(およびその関連会社)のセキュリティはザルだったんですね・・・

ソニー、ネット再開へ高い壁 情報流出1億件超か  日本経済新聞

 ソニーのインターネット配信サービスへのハッカーの不法侵入問題で、2件目の被害が発生していたことが3日、明らかになった。流出の恐れがある個人情報は合計で1億件超と未曽有の規模に達する。
-中略-
 ソニーによると、パソコン向けオンラインゲームの米子会社、ソニー・オンラインエンタテインメント(SOE)がハッカーの不法侵入を受けたのは米国時間の4月16~17日。すでに公表済みのプレイステーション・ネットワーク(PSN)などが侵入されたのは同17~19日だった。

 SOEはエバークエストなどのオンラインゲームを扱う子会社で、前回と異なり、今回は2007年当時のデータとはいえ、1万2000件クレジットカード情報が流出した可能性が高いとか。日本のクレジットカード情報も4300件流出しているということで、時間が経つに連れ、事態はより悪い方へ転がっている模様です。

 このままだと、ソニーの別のネットワークの安全性についても疑問視をせざるを得ませんし、PSNの再開についても巨大な壁が新たに立ちふさがった印象です。

 「このようなことがあったことで、よりセキュリティが強固になる」という考え方もありますけれど、申し訳ないですが、「これ以上関わりたくない」という方が正直大きいのではないでしょうか。なんだかネットワークだけではなく、ソニー製品そのものについても胡散臭い目を向けてしまう自分に驚くとともに、今回の件で失った顧客の信用を取り戻すのは並大抵のことではないであろうな・・・と思い直した次第です。


やっぱりハードウェアキーボードは羨ましい

2011-05-02 23:59:59 | Digital Devices

 先日、ニンテンドーワイヤレスキーボード・・・じゃなかった、ポケモンバトルタイピングを購入し、そのキーボードをiPhone用に使用してみた、という話を書きました。結論としては、やっぱりハードウェアキーボードは、まとまった入力に関してはタッチスクリーンに比べて圧倒的なアドバンテージを持っています。以前、旅先でiPhoneのみで記事を一本仕上げて大変な目に会いましたが、いざワイヤレスキーボードを利用してみると、IMEに対する不満はあるものの、単に文字入力だけならば一気に楽になります。

 それを分かっているだけに、昔からQwertyキーボードありきで設計されているこのシリーズは羨ましいですね。

BlackBerry Bold 9900 / 9930 発表、タッチスクリーン & QWERTYキー搭載 engadget

RIMBlackBerryの新作 BlackBerry Bold 9900 / 9930 を発表しました。いつものBlackBerryらしいフォルムを踏襲しつつ、ディスプレイがタッチパネルになっているのが一番の特長です。そのディスプレイは2.8型で640 x 480解像度。中身も流石に気合が入っており、1.2GHz SnapDragonプロセッサ、768MB RAM、8GBフラッシュメモリ、フラッシュ & AF付きでHD動画撮影対応の5メガピクセルカメラ、microSDスロット、Bluetooth 2.1、802.11a/b/g/n WiFi、microUSB端子、電子コンパス、加速度センサ、近接センサ、さらにNFCもついてます。

 タッチスクリーンにQwertyキーボード、そしてトラックパッドと、まさに入力デバイス全部入りか、というBlackBerry。もともとメール端末から進化してきているため、キーボードはお手の物。キーボードが楽なのは分かっているのですが、いくらコンパクトでもモバイルキーボードを持ち歩くのは手間だと思っている身としては、ちゃんとしたキーボードが搭載されている時点でかなり羨ましいです。

 やはり、スマートフォンは単体でハードウェア的に完結していることもひとつの価値だと思うのですね。だから、あとからソフトウェアの用に追加できない「入力デバイス」をてんこ盛りにしたこのBlackBerryのコンセプトはきっと正しいと思います。

 ・・・Androidパブリッシャー各社も、iPhoneの真似ばかりではなく、こちらにもインスパイアされればいいのに・・・

 


バンダイナムコ、「バナドロイド」でAndroidに参入

2011-04-27 23:59:59 | Digital Devices

 スマートフォンが世の中に出てきて、開発各社が考えたこと、そして歓迎したことはその「開発・参入の敷居の低さ」ではないでしょうか。従来の普通の携帯電話では制約の多かったソフトウェア開発がよりPCに近い形で出来るし、配布も難しくないのですから、それだけビジネスチャンスも生まれるというもの。・・・ただ、ライバルも凄まじく多かったんですけどね。

 さて、iPhoneにいち早く参入した企業と言えばハドソンやカプコンが思い出されますけれど、近くAndroidにバンダイナムコが本格参入するという話が浮上しました。それも、独自のマーケットを立ち上げるという力の入れようです。

バンダイナムコ、Androidに本格参入 独自マーケット「バナドロイド」開発 ITmedia

 バンダイナムコゲームスは4月27日、Android市場に本格参入すると発表した。ゲーム配信から課金システム、登録ユーザー情報の管理まで備える独自マーケット「バナドロイド」を今夏にもβ公開、秋に正式オープンする計画だ。コンテンツプロバイダー自らがマーケットを開設・運営することで、市場をけん引していきたいとしている。

 正直な話をしますと、バンダイナムコがAndroidに本格参入というタイトルだけ聞いて思い浮かべたのが、かつてバンダイが発売していた携帯ゲーム機であるワンダースワンのこと。ソニーエリクソンがプレステ携帯をAndroidベースで作ったのだから、バンダイナムコもゲームに特化したAndroidベースの携帯機を発売するのかと思ったんです。「たぶんWi-Fi専用だな」と考えたところ記事を読み、その思いは打ち砕かれたわけですが・・・冷静に考えれば”そりゃそうだ”って感じです。

 また独自マーケットが立ち上がることで、Androidにおけるマーケットがまたしても林立、分散する事になり、ワンストップ型のiPhone・iTunesエコシステムからは大きく乖離していくことになります。ユーザーの利便性やAndroidのソフトウェア配信のあり方について一貫した姿勢を示せないということが最終的に裏目に出ないと良いのですが。

 ただ、こうやって独自マーケットを立ち上げることで、自社の製品がランキングに埋もれることや、多くの価値の低い製品を排除でき、ユーザーが望むものを見つけやすく、ユーザーに提供したいものを見つけられやすくする事は容易になります。もちろん、「ユーザーにマーケットを見つけてもらう」「アクセスしてもらう」ことは必要になりますが、ある程度の規模・知名度の企業にとってはiTunesエコシステムよりも有効に働く可能性は否めないと思います。

 バンダイナムコの動きに乗っかる形で他社も同様の試みをやり出すのか、それともAndroidマーケットが何らかの動きを示すのか。要注目です。
 ・・・Googleに取ってはどうなんでしょう、こういう動きは。絶対にないとは思いますが、強権発動して、野良アプリや独自マーケットを全否定しだしたりしたらどうなるんでしょうね。


ニンテンドーワイヤレスキーボードが届いた

2011-04-22 22:04:42 | Digital Devices

 震災から早一ヶ月・・・直後は不謹慎とか自粛ムードからガジェットニュースも控え気味で、なかなかネタもみつからず、書く方としてもどう記事にしていいか迷う事が多々ありました。

 そんな震災数日後に、今思うとかなり無理やりな論法で紹介した「任天堂製のbluetoothキーボード」が本日家に届きましたので、早速レポートしてみたいと思います。

 モノとしての外観は、いわゆる前に出ていた写真の通り。シンプルな日本語配列キーボードで、個々のキーが独立しているアイソレーションデザインと、ひらがな表記を排してアルファベット表記のみに絞っているのが特徴です。Wiiリモコンなどと並べても違和感のない、「Wii後の任天堂デザイン」といえるでしょう。

 サイズ的には思ったよりも大きかったというのが正直な印象ですが、そのために打ちやすさは損なっていません。キーストロークが浅いのが気になりますが、モバイル向けと考えれば許容範囲でしょうか。

 この原稿もiPhone+キーボードで書いていますが、やはり長文を打ち込む事に関しては大きなアドバンテージを感じます。

 一緒についてきたDSスタンドがiPhoneを置くのに正に最適で、セットで使うとノートPCスタイルでメール返信ができて楽ですね。ただ、タッチパネル前提の操作方式から完全には抜けられないので、操作に戸惑う事もしばしばです。具体的には、据え置きすたいるだと、画面に手を伸ばすのに違和感を感じてしまいます・・・

 使ってみた感想としては「概ね満足」なニンテンドーワイヤレスキーボード。やはり、老舗ゲームメーカーが作っただけあって、品質的には申し分なさそうです。単純にデザインもいいので、既存のbluetoothキーボードに食指が伸びなかった人もチェックしてみてはいかがでしょうか?

 オマケ・・・というか、こっちが本来ならメインであるポケモンタイピングの扱いに困るところではありますが・・・

 


ついに巨人が動く・・・YouTube、全動画をWebMに

2011-04-21 19:34:59 | Digital Devices

 以前にGoogleが提言した「H.264を止めてみんなでWebMをつかおう」という話について、その他の会社や一般ユーザーから大きな批判を浴びたにもかかわらず、ChromeがH.264のサポートを止めてしまった・・・・という、ウェブにおけるビデオコーデック戦争について、マイクロソフトがChrome用のH.264プラグインを作ったり、逆にGoogleがIE用のWebMプラグインを作り返したりした続報が入りました。

 とうとうGoogleは強硬手段に出たようです。それも、ほぼ予想通り・・・これしかない!という形で。

YouTube、全動画をWebM形式に変換すると発表 ITmedia

 米Google傘下のYouTubeは4月19日(現地時間)、同サービス上のすべての動画のコーデックを「WebM」形式に対応するよう変換していく計画を発表した。新規にアップロードされる動画はWebMに自動的に変換されるほか、既に全動画の30%が変換済みという。

 Googleは自分の手札の中で最も強力なカードを切ってきました。動画共有サービス最大手のYouTubeが自社の手の中にある=YouTubeの動画をWebMに変換すればシェアが一気に上がると言う事。Googleに取っては冗談みたいに簡単かつ一方的、そして効果的なやり方です。

 問題としては、それぞれのブラウザの対応状況に差があること。

 現在、WebMに対応する主なWebブラウザは、Google Chrome、Firefox、Operaで、MicrosoftのInternet Explorer(IE)では拡張機能を追加しないとWebMの動画を再生できない。SafariでWebMの動画を再生する手段は今のところない。

 IEは1ステップ踏めば大丈夫だけど、Safariはダメ・・・まるっきりApple(とそのユーザー)が割を食う形です。

 今のところ、日本ではFlashプレイヤーが入ってれば問題なく見えるみたいですが、そのうちぷっつりと対応がなくなってしまったりするんでしょうか?また、この強権に対して他社がどう対応するか、今から注目です。


2000円を切る最安のBlueTrackマウスが登場

2011-04-19 19:32:37 | Digital Devices

 ボールマウスに比べてメンテナンスの手間が格段に減った光学マウスの「次」。それについて、マウスサプライヤーの中で大多数を占める答えが「レーザー」です。トラッキング性能が通常の光学式に比べて段違いに上がったレーザー式は、現在ではかなり価格も下がっており、事実上のスタンダードとなっています。

 それに対して、マウスサプライヤーの中でも大手であるマイクロソフトは、青色LEDを使ったBlueTrackというレーザーではない何かを採用。レーザーと同等以上とされる性能を実現しました。

 ただ、悲しいかな、マイクロソフト一社で展開するBlueTrack式のマウスは中々お値段が下がらず、エントリー向けには中々提供されてきませんでした。

 BlueTrackが市場に出てから早数年、ここに来て漸くエントリー向けと言えるBluetrackマウスが登場してきました。

マイクロソフトからBlueTrack 小型マウス Express Mouse、1785円 engadget

左に寄ったケーブルと側面を覆うラバーグリップ、ホイールとロゴも同色に統一されたデザインが特徴です。ケーブルは片寄っているものの、マウス本体は左右対称でどちらの手でも利用可能 。センサーは従来の光学式やレーザーより高性能というマイクロソフトの独自トラッキング技術 BlueTrack 採用で 1000dpi / 8000fps、ボタンは継ぎ目のない左右と中央ホイールの3ボタン、カラーバリエーションは上のハイビスカスレッドとフリントグレーの2色。

 その2000円を切る価格と、BlueTrack採用が目を引きますが、それに加えて「マイクロソフトらしからぬ」ポップなデザインにも注目すべき点ではないでしょうか。

 

 興味があったけど価格が高くて手が出なかった。今のマウスが気に入らないので、とりあえず交換したい。ノート用に何でも良いから欲しい。このような用途において、「衝動買いできて長く使えそう」という点では結構おすすめできるかも知れません。