こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

なぜか接近してしまう・・・

2011年06月27日 | 日々思うこと、考えること
あちゃー。

どうしてこうなっちゃうの?


教室の大先輩が亡くなられ、その葬儀に参列した時のこと。

「前の方におつめください」と葬儀屋さんに促されて前の方に座ったら・・・

なぜか(どうしてもそりの合わなかった例の)昔の上司の隣
ご縁というか、なんというか。

さすがに、身動きがとれない。

私に座られて、あちらも落ち着かなさそう。
汗をかかないようにと、珍しく始まる10分前に会場に入ったのがいけなかった。
そういえば、彼の口癖は「あんまり歩くと汗をかいてしまうからね」だった。少し影響を受けている自分が恨めしい。

それにしても、学会場とかでかりにすれ違っても、遠くから会釈をするくらいにしていたし、彼の方も私を避けてくれていたのに。

よりによって。

お互い様だし、仕方がないと、なんだか心の中で苦笑いしつつ、故人のご冥福を祈るうちに、その存在も・・・消えるわけが無い。

献花のときも、その先生の後ろ姿を見ながら順番を待つ。

走馬灯のように、一緒に働いていた時のことが思い返される。

私も悪かった。だけど・・・

こればっかりは、恩讐の彼方に、とはなかなかいかない・・・
いつかは、穏やかな気持ちになれるといいのだが、これを今かいていても、体のあちこちがむずがゆくなるようでは、無理だろう。


人気ブログランキングへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心からお悔やみ申し上げます (ろどりぃ)
2011-06-28 08:59:19
心からお悔やみ申し上げます。先生の恩師、もしくは大先輩の葬式だったのですか・・。色々な意味でお疲れ様でした。”走馬灯のように、一緒に働いていた時のことが思い返される”とは、先生は結構、過去を引きずるタイプなのですね。非常にdeepなお話し、ごちそうさまでした。
返信する
ありがとうございます (colocolokenta)
2011-06-28 21:56:53
とにかく大変でした。
引きずるも何も、死ぬまで忘れられません。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。