梅雨空の土曜日。
親戚の4回忌の墓参に、逗子の寺へ。
近しい人ではあったが、だんだんと記憶が薄れていっていることを感じる。
亡くなるということは、こういうことなのかと感じる。
一方で、Facebook。
ずいぶんと久しぶりの友人から友達リクエストが来る。
だいたいは高校、大学の同窓生なので、目新しいものはないが、やはり相手が生きている、ということでつながる。
不思議なものだ。
かつては、去る者日々に疎しであったが、電脳化社会ではどこにも去ることができない。
ネットを遮断することでしか人の輪から逃げ出すことができない、という状況に陥りつつある。
スマートフォンは携帯のインターネット環境をさらに進歩させてしまった。
携帯=インターネット
という時代が到来している。さらにテレビつき。
となると、ネットの遮断も難しくなり、最終的には死ぬしか人の輪から抜け出す方法はなくなるのだろう。
どこまでも追ってこられ、なんとなく、落ち着かない気がするのは、私だけだろうか?
そもそもフェイスブックに登録したのが間違いだったのかもしれないが、いまから抜けるというのも、そう簡単にはいかない。