こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

よいこの育て方(4) ”子供のために”をしてはいけない

2009年09月19日 | 家族のこと
”子供のために”なにかしてはいけない。
もちろん、仕事も家事も子供を含め家族のためにしているわけだが、”子供のために”何かをしては、自分の何かを犠牲にしている意識が強くなる。

”子供のために”は”子供がいるので”と同義だと思う。
子供がいるので遊びにいけない。子供がいるので家が散らかる。子供がいるので服が買えない。などなど、子供を理由に自分の何かを犠牲にしていると思うことは多いが、これはすべて自分が犠牲になっているのではなく、自分のためにそうなっていることを自覚しなくてはいけない。

子供は本当に弱い存在であり、それを守るのは親の義務だ。子供は常に不安に満ちて生きている。
だから、親は当然のように守ってやらねばならないし、親に守られて育った子供は、幸せだった自分をいつまでも忘れない。
幸せに育つ子供は、幸せな子に育ち、よい子になる。
と、思います。
子供のために何かをして、負担を与えないように。
子供のために何かをして、自分を犠牲にしないように。