先日、「硫黄島からの手紙」に引き続き、「父親たちの星条旗」を見てきました。これは硫黄島の戦闘を舞台にした二部作のアメリカ側からみた作品です。
物語は「硫黄島に星条旗を立てた6人の兵士は、戦闘に参加していなかった・・・ 」という問題を描くもので、戦時下の米国の戦争意識高揚策に翻弄されていく帰還兵士の苦悩がテーマでした。
感想としては日米の思考感覚の違いを感じました。アメリカ人は理論的で理屈っぽいという印象です。
すでに既成事実となってしまった事を、あれこれ詮索しても仕方がないと思うのですが。
(この考え方が日本人の欠点ともいえますが・・・)
それに比べると日本人は情緒的ということでしょうか。その意味では「硫黄島からの手紙」のほうが共感を覚えました。(日本人としては当然かもしれません・・・)