第41期名人戦挑戦手合七番勝負第6局が10月26日(水)、27日(木)に静岡県川津町「今井荘」で行われた。結果は黒番の井山裕太名人が高尾紳路九段に中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を3勝3敗のタイとした。最終第7局は11月2日(水)、3日(木)に山梨県甲府市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山並んだ!、仰天!?井山の柔軟発想」 「高尾悶絶!、強烈頭ツケ」
(週刊碁見出しより)
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3連敗から怒涛の3連勝で最終局に持ち込んだ井山名人。この第6局は大胆さと柔軟性で完勝の内容でした。
苦しい展開で後半3連敗の高尾九段、井山名人の気迫に押され気味か・・・。
最終第7局は明後日(11/2)から。流れは井山名人に傾いているようですが、高尾九段がこの暗雲をどう吹き払うか・・・。
激闘を期待、名局にはドーモ・・・。
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今回の対局地は静岡県河津町今井浜温泉「今井荘」。前局(熱海)に続いて静岡県でのタイトル戦です。
今井浜は東伊豆で風光明媚な印象がありますが、近年テレビの旅番組では西伊豆も多く紹介されています。
「朝陽の東伊豆」か「夕陽の西伊豆」か、個人的にはローカル色の西伊豆かな・・・。
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