天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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大河ドラマ/いだてん

2019-01-31 21:00:00 | テレビ番組

『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』
日本で初めてオリンピックに参加した男”・金栗四三と、“日本にオリンピックを招致した男” ・田畑政治。この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。このドラマを見れば、2020年・東京オリンピックの見方が変わります!
    (NHK、HPより抜粋)

     ○ ● ○

新年から始まった「大河ドラマ/いだてん」、第4回が終わったところですが視聴率はイマイチのようです。
確かに見ていても、あまり心に響く感じはしませんね。
豪華キャストもチームワークがドーモ・・・。「前のめり」で下半身が地についていない感じでしょうか。

「いだてん」のテーマはオリンピックということで「体育会系」のイメージ。前作「西郷どん」もそんな雰囲気がありましたね。
世の中「前のめり」の風潮ですが、足腰は大丈夫か?
という当方も足腰の衰えが・・・。

「韋駄天」というと囲碁の平成四天王・張栩名人が浮かびます。四天王のニックネームを募集したところ、張栩さんは「韋駄天」でした。
序盤から地を稼いで逃げ切る棋風が韋駄天のイメージだったのでしょうね。

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1年前の記事(2018-01-31):第31回群馬県女流アマ囲碁大会/2018

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第32回群馬県女流アマ囲碁大会/2019

2019-01-29 21:00:00 | 囲碁群馬

県女流囲碁大会/小鮒さん(前女高)優勝
アマチュア女性囲碁愛好者が腕を競う第32回県女流囲碁大会が1月27日、高崎市中央公民館で開かれた。全日本女流アマチュア囲碁選手権大会(3月・東京)の予選を兼ねた代表戦には、8人が出場。前橋女子高2年の小鮒林音さんが優勝し、佐藤真琴さん=前橋市が準優勝した。2人は県代表として全日本大会に出場する。
12人が参加した親睦戦では、及川悠さん(伊勢崎三中1年)が優勝し、高久菜々子さん(伊勢崎坂東小3年)が準優勝した。
    (上毛新聞より抜粋)

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県代表戦の決勝は小鮒さん(高校2年)と佐藤さんの二人。優勝の小鮒さんは昨年に続き二連覇。準優勝の佐藤さんは成人後に囲碁を覚えての躍進、立派ですね。
親睦戦の決勝は及川悠さん(中学1年)と高久さん(小学3年)、上級生の及川さんが意地を見せました。

今回の参加者は20名(代表戦8名、親睦戦12名)で、昨年の32名(代表戦8名、親睦戦24名)からかなり減ってしまいました。
囲碁愛好者の数は減っていないと思いますが、大会参加を敬遠する人が多いのでしょうね。
大会の面白さや緊張感をPRすることも必要かと・・・。


代表戦入賞者


親睦戦入賞者

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1年前の記事(2018-01-29):第42期棋聖戦第2局/井山が連勝

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第43期棋聖戦第2局/山下が勝利!1勝1敗に

2019-01-27 21:00:00 | プロ棋戦

第43期棋聖戦七番勝負第2局が1月21、22日(月、火)に鳥取県境港市の「夢みなとタワー」で行われた。結果は、山下敬吾九段が井山裕太棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ対戦成績を1勝1敗とした。第3局は2月2、3日に長崎県西海市「オリーブベイホテル」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「鋭敏山下、優勢でも緩まず」 「井山、序盤で致命傷・・・」
   (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

山下九段が序盤の強手でリード、その後逆転のチャンスを与えず会心の勝利でした。
敗れた井山棋聖、序盤の失点を挽回できず・・・。

序盤の優劣が勝負のポイントとのことですが、ザル碁党にはよく分かりません。何目くらいの差でしょうか?
これまで山下さんにとって井山さんは天敵でしたが本局では快勝、長期戦の予感が・・・。

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今回の対局地は鳥取県境港市の「夢みなとタワー」。
境港市は「さかなと鬼太郎のまち」とアピールしているそうです。
カニの水揚量は日本一、今冬は獲れすぎがニュースになったとか・・・。

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1年前の記事(2018-01-27):漫画/君たちはどう生きるか

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二十代の名人はありえない/坂田栄男

2019-01-25 21:00:00 | 囲碁

坂田栄男先生(1920-2010)の有名なことばです。
こう語っだのは昭和40年、第4期旧名人戦で23歳の林海峰挑戦者を迎えたとき。しかし坂田先生の自信や下馬評に反して、23歳の林名人誕生となったのはご存じのとおりです。
対照的だったのは、昭和43年の第7期旧名人戦の挑戦者になった高川格先生。「五十代の名人はありえない」といって、林名人を破ったのです。このとき高川先生は53歳でした。
      (「週刊碁/一碁一語」より抜粋)

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この逸話、もう50年以上前のことですね。
現代では20代が碁界の中心で、30代ではベテランと呼ばれそう・・・。

近年、AIの影響でこの傾向はさらに加速しそうですね。
一方、10歳でプロ棋士になる天才少女が登場、オッサン世代はどうする・・・。

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1年前の記事(2018-01-25):棋譜並べで弱く・・・/お悩み天国

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第8回くらしき吉備真備杯/こども棋聖戦

2019-01-23 21:00:00 | こども囲碁

「第8回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が1月12、13日に岡山県倉敷市で行われ、87人が参加した。低学年の部は鈴木唯斗(千葉)くんが、高学年の部は桑原樹(東京)くんがそれぞれ優勝した。
各部の入賞者は下記の通り。

◆低学年の部
 ・優勝 鈴木唯斗(千葉・八千代市立高津小学校・3年)
 ・二位 米津玲吾(東京・港区立赤坂小学校・1年)
 ・三位 長尾想太(石川・津幡町立津幡小学校・2年)
     柳原咲輝(大阪・吹田市立吹田南小学校・2年)

◆高学年の部
 ・優勝 桑原 樹(東京・杉並区立天沼小学校・4年)
 ・二位 後藤 一(京都・京都市立向島藤の木小学校・5年)
 ・三位 宮野内樹(広島・安田小学校・5年)
     田 浩人(千葉・市川市立真間小学校・6年)
      (日本棋院HPより抜粋)

「災害乗り越え開催/鈴木くん(低学年)激戦制す、桑原くん(高学年)笑顔輝く」
      (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

低学年優勝の鈴木くんは、三村智保九段の道場で学んでいるとのことです。
昨夏の少年少女大会で優勝した川畑拓也くん(沖縄・小3)、この大会ではベスト8止まりでした。上位の選手層は厚くなっているんですね。
高学年優勝の桑原くんは桑原陽子六段の子息、洪道場に通っているそうです。

昨年の大会では地方の選手の健闘が光ったのですが、今回は都市部の選手が優勢でした。練習環境の差は大きいと思いますね。

群馬県代表は低学年が石岡くん(太田・城西小3年)。予選リーグ●○○で残念ながら予選敗退でした。
高学年は川又くん(前橋・元総社小5年)。予選リーグ○○●で惜しくも予選敗退でした。
全国大会入賞レベルの生徒育成、勝負手はあるのか・・・。

大会は例年12月に倉敷市真備町地区で開催されていましたが、西日本豪雨の影響で時期と会場が変更。大会開催にあたり関係者のご尽力に感謝ですね。

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1年前の記事(2018-01-23):第21期女流棋聖戦/上野が先勝!

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第22期女流棋聖戦第1局/上野が先勝!

2019-01-21 21:00:00 | プロ棋戦

上野愛咲美女流棋聖に藤沢里菜女流本因坊が挑戦する第22期女流棋聖戦挑戦手合三番勝負が
1月17日(木)に神奈川県平塚市の「ホテルサンライフガーデン」で行われた。結果は、上野が310手まで白番2目半勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は28日に東京都千代田区「竜星スタジオ」で行われる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「上野先勝、猪突猛進 藤沢を撃破」 「藤沢失速、逆転許す」
    (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

初戦を制した上野さん、地合で遅れながらも猛烈な追い上げでの逆転勝利でした。
敗れた里菜さん、上野さんの猛攻にタジタジ・・・。

現地大盤解説の武宮九段は上野さんを「自然児」との評、常識に縛られないということか・・・。
実績では女流三冠の里菜さんですが、早碁(NHK杯方式)でもあり上野さん有利か?

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1年前の記事(2018-01-21):第42期棋聖戦第1局/大激戦を制し、井山が先勝

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玉村町囲碁会/新春囲碁大会(2019/1月)

2019-01-19 21:00:00 | 玉村町

先日(1/12)、玉村町囲碁会の新春囲碁大会が「ふるハートホール」で行われました。
参加者は33名で、いつもの月例会よりやや多い感じです。
私の成績は○○●○、まずまずの結果でしょうか。対戦相手に恵まれたのが勝因か・・・。

昨年末、元勤務先の囲碁仲間が久し振りに現れました。以前、対局を見たのは10年以上前になりますか・・・。
本人曰く「実戦は全くない。ただ、NHKの囲碁番組は毎週見ていた」とのこと。棋力は全く落ちておらず、「天下五段」は本物と感心した次第です。

天下五段が目標の当方も、棋力向上策を練り直していかねば・・・。

玉村町ふるハートホール
玉村町ふるハートホール

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1年前の記事(2018-01-19):将棋・朝日杯/藤井四段、佐藤名人破り4強

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関東高校囲碁選手権/前橋女が団体準V

2019-01-17 21:00:00 | 囲碁群馬

第34回関東地区高校囲碁選手権大会が1月13、14の両日、甲府市の駿台甲府高で開かれ、女子団体の部で、群馬県代表の前橋女子高(小鮒林音さん、石井くるみさん、柳原愛璃さん)が準優勝に輝いた。同チームと男子個人戦3位の松永有さん(前橋2年)、同4位の藤本喬也さん(桐生2年)が、全国大会(3月・大阪)に出場する。
   (上毛新聞より抜粋)

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女子団体準優勝の前橋女子高、よくがんばりましたね。全国大会での活躍を期待しましょう。
群馬の高校囲碁界、選手層の薄みは否めません。小中学生も囲碁人口は増えてきたものの、全国大会で好成績を収める選手は減っているようで・・・。

課題の一つに、生徒の目標レベルが低くなったことでしょうか。
指導側としては、生徒のモチベーションを高めるような雰囲気づくりが必要だと思います。
ただ、そのためにはどうすべきか? ムズなところで・・・。

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1年前の記事(2018-01-17):碁界ニュースグランプリ2017/週刊碁

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碁界ニュースグランプリ2018/週刊碁

2019-01-15 21:00:00 | 囲碁

1位「井山、碁界の顔」
読者投票で1年の10大ニュースを決める「碁界ニュースグランプリ2018」の投票結果が出ました。1位に輝いたのは「井山、碁界の顔」。2位は「名人戦のドラマ」。

 ・1位:井山、碁界の顔
 ・2位:名人戦のドラマ
 ・3位:里菜から目が離せない
 ・4位:許、一気頂上へ
 ・5位:布石のAI革命
 ・6位:ビッグカップル誕生
 ・7位:女流碁界に新星
 ・8位:本命ジワリ芝野
 ・9位:小3でV
 ・10位:一力、雨のち晴れ
    (週刊碁より抜粋)

「主役はやはり井山」 「期待の若手が飛躍」
   (週刊碁、見出しより)

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1位の井山さんは活躍度、国民栄誉賞など、当然の結果でしょうね。2位の名人戦は張栩さんの奮戦が印象的でした。
3位以下となると囲碁ファン以外には、あまり馴染みがないかもしれませんね。

下記の選考項目だけで名前が浮かぶ人は、かなりの囲碁ファンでしょうね。
 ◆ビッグカップル:伊田篤史・王冠、万波奈穂・扇興杯
 ◆女流碁界に新星:上野愛咲美・女流棋聖
 ◆小3でV:川畑拓也・少年少女全国大会・小学生の部優勝

ニュース面では将棋界に押され気味ですが、一般の方からも「知っている」と言われるようなニュースを多くしたいものです。


将棋界10大ニュース

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1年前の記事(2018-01-15):第5回世界囲碁名人争覇戦/井山連敗で敗退

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第43期棋聖戦第1局/井山が先勝!

2019-01-13 21:00:00 | プロ棋戦

井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦する第43期棋聖戦七番勝負が1月10、11日(木、金)に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた。結果は、井山が172手まで白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は21、22日に鳥取県境港市「夢みなとタワー」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山好発進、開幕戦で山下降す」 「山下、盛り返すも・・・」
   (週刊碁、見出しより)

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開幕戦を制した井山棋聖、苦しい展開ながらも相手のミスを誘っての勝利でした。
敗れた山下九段、形勢判断に悲観し自滅か・・・。

これまで井山-山下の7大タイトル挑戦手合は11回と最多、井山さんが10-1と圧倒。山下さんにとっては天敵ですね。
井山さんの先勝ということで、予想としては山下さん苦戦模様。それでも平成最後の棋聖戦、「平成四天王・山下」の意地を見せてほしいですね。

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今回の対局地は東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」。棋聖戦ではお馴染みです。
明治の元勲である山県有朋が明治11年に購入、自分の屋敷として「椿山荘」と命名したとのこと。

昨年のNHK大河ドラマ「西郷どん」、山県は西南戦争で政府軍の指揮をとっていましたね。
最期の西郷どん、胸中はいかに・・・。

山県有朋
山県有朋

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1年前の記事(2018-01-13):こども囲碁教室/新年会2018

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