天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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囲碁書籍「やさしいヨセの練習帳」

2017-05-31 20:30:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介
 ・書籍名:「やさしいヨセの練習帳」-もう苦手とは言わせない
 ・発行所:マイナビ
 ・著者:牛窪義高
 ・発行年月:2013年6月
◆内容紹介
画期的勉強法で逆転力大幅アップ!
ヨセに強くなるには、どうすればいいか・・・。その答えは、この本に詰まっています。

     ○ ● ○

ヨセの段階で逆転されるケースはよくありますが、悔しさは目数以上に大きいですね。
その悔しさをバネにとヨセの本を手にするのですが、長続きしません。

本書も最初の20~30ページほどで停滞、達成感がないんですね。
持続する力も才能でしょうか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2016-5-31):棋士の本棚(潘善キ・八段)/深夜特急

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第72期本因坊戦第2局/文裕連勝!!

2017-05-29 20:30:00 | プロ棋戦

第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第2局が、5月23日、24日に島根県大田市で行われた。結果は本因坊文裕(井山裕太九段)が本木克弥八段に白番中押し勝ちとし、スコアは井山の2―0となった。第3局は6月8日、9日(木・金)に埼玉県熊谷市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山強し、またも完勝譜」  「本木に試練、手痛い連敗」
   (週刊碁見出しより)

    ○ ● ○

110手の短手数で勝利した井山六冠、マワシを与えず白鵬並みの快勝でしょうか。
二連敗の本木八段、実利先行の展開はらしくないと思いますが・・・。

主催者などは「本因坊文裕(もんゆう)」の号を使っていますが、イマイチ浸透していないようです。
過去、「山下道吾(どうわ)」、「高尾秀紳(しゅうしん)」などもそうですね。両者の復活はあるか・・・。

    ○ ● ○

今回の対局場は島根県大田(おおだ)市の「熊谷家住宅」。世界遺産の石見銀山地区にある大邸宅とのこと。
大田市といえば「本因坊道策の生誕地」、石見銀山から車で20分くらいのところにあったと思います。
両対局者も前日に訪れ、道策愛用の磐石に触れたり、墓参するなどして歴史の重みを感じたそうです。

3年ほど前に「~本因坊道策と秀策を訪ねて~ 囲碁ゆかりの地・因島と世界遺産石見銀山・松江しんじ湖温泉3日間」というツアーに参加しました。
道策生誕地では生家・お墓・顕彰碑など記憶に残っているのですが、「熊谷家住宅」の記憶は・・・。

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1年前の記事(2016-5-29):第71期本因坊戦第2局/井山が勝利!1勝1敗のタイに

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将棋界は活況/藤井四段が19連勝

2017-05-27 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が5月25日夜、東京都渋谷区の将棋会館であった対局に勝ち、タイトル戦の挑戦権を争う竜王戦決勝トーナメント(本戦)進出を決めた。
デビューからの連勝記録も「19」に伸ばした。全体の連勝記録でも、歴代7位タイから単独7位になった。
   (朝日新聞より抜粋)

    ○ ● ○

将棋界は藤井四段の快進撃で話題沸騰、凄いことになってます。
マスコミも「将棋」の記事が「囲碁」を圧倒、悔しいですが仕方ないですね。
子ども達にとっても「囲碁より将棋」という流れにならないか心配・・・。

昨日、朝のNHK情報番組「あさイチ」のプレミアムトークは将棋の加藤一二三さん(77)。
「ひふみん」の愛称でバラエティー番組でも人気になっているそうです。
特別に面白い話術ではないと思うのですが、ホノボノとした雰囲気が好かれるのかも・・・。

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1年前の記事(2016-5-27):第7回おかげ杯/一力遼七段が三度目の優勝

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第8回おかげ杯/村川が初優勝!

2017-05-25 20:30:00 | プロ棋戦

30才以下の若手棋士によるトーナメント戦、「第8回おかげ杯囲碁トーナメント」が5月14日(日)、15日(月)に三重県伊勢市のおかげ横丁で開催された。決勝は、村川大介八段と李沂修七段の顔合わせとなった。結果は白番の村川が中押し勝ちをおさめ、おかげ杯初優勝を飾った。

■準決勝の結果(左が勝者)
 ・村川大介八段 中押し 寺山 怜四段
 ・李 沂修七段 6目半 大西竜平二段
■決勝の結果(左が勝者)
 ・村川大介八段 中押し 李 沂修七段
   (日本棋院HPより抜粋)

「村川初V、李沂修を下し頂点に」 「李、村川のカウンターに・・・」
   (週刊碁見出しより)

    ○ ● ○

タイトル戦など実績ある本命・村川さんが堂々の優勝でした。
準優勝の李さん、決勝まで女流の里菜さん、謝さんを破ってきましたが残念・・・。
両者は秋に行われる「第4回おかげ杯国際精鋭囲碁対抗戦」に出場とのこと、善戦を期待しましょう。

本棋戦は非公式戦ということで、勝ち星ランキングにはカウントされないようです。
出場棋士も力の入れようが違ってくるか・・・。

村川さんはこの3月に結婚したそうです。新婚早々の優勝、めでたし・・・。

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1年前の記事(2016-5-25):こども囲碁教室のレクレーション

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第12回アマ名人戦群馬県大会/奈良さんが連覇

2017-05-23 20:30:00 | 囲碁群馬

「第12回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会」の決勝が5月21日に前橋市文京町の県生涯学習センターであった。桐生市の奈良昌利さん(65)が優勝し、7月に日本棋院会館(東京)である全国大会に県代表として出湯する。
奈良さんの名人戦県大会での優勝は、昨年に続き7回目。準優勝は県立前橋高校1年の松永有さん(15)、3位は青柳透真さん(16)。

10位までは次の皆さん。
 ①奈良昌利 ②松永有 ③青柳透真 ④藤本喬也 ⑤辻井一郎
 ⑥渋谷尚己 ⑦樫村仁 ⑧関沼マーティア ⑨高橋直飛 ⑩木村真一郎
   (「朝日新聞群馬版」より抜粋)

    ○ ● ○

優勝の奈良さん、若手の挑戦にも堂々と横綱相撲でしたね。
2位~4位の10代3人は院生経験者、勢いがありました。ただ、対局合間に集まっての雑談はドーモ・・・。

昨年ベスト10入賞者のうち今回残ったのは半数の5人、世代交代は間違いなく進んでいるようです。

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1年前の記事(2016-5-23):第11回アマ名人戦群馬県大会/奈良さんが優勝

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玉村こども囲碁教室/新緑ハイキング2017

2017-05-21 20:30:00 | こども囲碁

昨日の午後は、「玉村町こども囲碁教室」の新緑ハイキング、暑かったですね。
場所はいつもと同じ藤岡市の「庚申山」。近場で適当なハイキングコースがあれば変更するのですが・・・。

参加者は生徒、保護者、スタッフ等、合わせて36名になりました。
囲碁は屋内ゲームですが、外に出て自然と触れ合うのもいい気分転換かと・・・。

途中、芝生の広場でレクレーション・ゲームをするのですが、子ども達はルール無視の無法状態・・・。

今回は保護者・近親者の方が多く参加してくれました。
ハイキングなどのイベントを通して、コミュニケーションが良好になればと思っています。

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1年前の記事(2016-5-21):群馬県高校囲碁選手権/2016

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群馬県高校囲碁選手権/2017

2017-05-19 20:30:00 | 囲碁群馬

「第41回全国高校囲碁選手権大会県大会」の個人戦が5月13日、藤岡市の藤岡中央高で開かれた。男子27人、女子6人が出場し、男子は松永有さん(前橋1年)、女子は小鮒林音さん(前橋女1年)がそれぞれ初優勝した。
団体戦は4月29日に行い、4校6チームが出場した男子は前橋Aが制して2連覇。2校2チームが出場した女子は前橋女が3連覇した。
   (上毛新聞より抜粋)

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男子個人優勝は松永君。県内の一般棋戦でも上位を占めており順当な結果でしょう。
女子個人優勝は小鮒林音さん。姉の小鮒すみれさん(県女流大会優勝)を破っての優勝は立派ですね。

男子団体優勝は前橋高校。新一年生がチームを引っ張りました。選手層も厚く、しばらくは前橋勢の優位は続きそうです。
女子団体優勝は前橋女子高校。女流大会でも活躍の小鮒姉妹は最強ですね。

今回上位の選手はいずれも少年少女囲碁大会で活躍した生徒、小中高と囲碁を続けて腕を磨いた結果でしょう。
中学になると囲碁から離れる生徒も多いのですが、囲碁の魅力を再認識してほしい・・・。

※関連記事
   ↓
群馬高校囲碁HP

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1年前の記事(2016-5-19):たそがれ世代の4人旅(箱根/2016春)

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木部夏生・二段に聞く/週刊碁より

2017-05-17 20:30:00 | プロ棋士

-「共に生きる」インスリンメンター・木部二段に聞く-

「自分の経験伝えたい/病気に理解ある社会へ」
   (週刊碁見出しより)

今週の週刊碁はトップページが本因坊戦七番勝負の本木克弥八段、最終ページは糖尿病と闘う木部夏生二段。
二人は共に群馬県出身で少年少女囲碁大会など、群馬県内の各種大会で活躍していました。

木部さんは小学4年生の1月、院生になった同じ月に1型糖尿病を発症。以来、血糖値の管理をしながら病気と上手く付き合ってきたそうです。

病気のハンディを抱えながらプロ試験を通過、よく頑張ったと思いますね。
現在、女流本因坊戦本戦では青木喜久代八段、西山静佳初段を破ってベスト8に進出、さらに上を期待しましょう。

数年前の少年少女囲碁全国大会、車イスで出場している選手を見ました。
ハンディを背負いながら頑張っている姿に拍手を送りたいですね。

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1年前の記事(2016-5-17):群馬アマ名人戦(予選)/末期がん執念の碁

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第72期本因坊戦第1局/文裕が好発進!

2017-05-15 20:30:00 | プロ棋戦

本因坊文裕(井山裕太九段)に本木克弥八段が挑戦する第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第1局が5月9日(火)、10日(水)に岐阜県岐阜市で行われた。結果は黒番の文裕が中押しで幸先良く1勝をあげた。
   (日本棋院HPより抜粋)

「圧巻!井山の横綱相撲」 「若武者・本木、らしさ出ず・・・」
   (週刊碁見出しより)

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井山6冠が厚みを生かして堂々と寄り切った一局でした。
敗れた本木八段、戦いのパターンに持っていけず不完全燃焼・・・。

7番勝負初挑戦の本木八段、いつもと勝手が違いペースがつかめなかった・・・。

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今回の対局地は岐阜県岐阜市の「 岐阜グランドホテル」。
現在岐阜は「信長公450プロジェクト」が進行中。織田信長が当地に入り、地名を岐阜と改名したのが1567年。それから450年、プロジェクトの一環として今回の七番勝負が企画されたそうです。

織田信長というと激しい気性の人物と言われていますね。

 ・「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」織田信長
 ・「泣かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」豊臣秀吉
 ・「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」徳川家康

乱世には独裁的な権力者も必要だったのかもしれませんね。
それから450年、独裁的な政権も出てきているようでドーモ・・・。

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1年前の記事(2016-5-15):第71期本因坊戦第1局/高尾が開幕先勝!

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囲碁用品を売っている店が少ない

2017-05-13 20:30:00 | 囲碁

こども囲碁教室の生徒がヤル気になってくると、保護者もそれなりの碁盤・碁石を揃えようという気にもなります。
ただ、どこで買えばいいのか、そこが問題になりますね。

都市部であれば品数も揃った囲碁用品店に足を運ぶこともできますが、地方となるとそれもムズなところです。
結局、ネット通販などカタログを見て購入することになりますが、やっぱり実物を見ないと・・・。

保護者の購入相談に乗るためには、過去の購入事例・クチコミ情報の収集・整理が必要ですね。
ただ、誰がまとめるか・・・。

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1年前の記事(2016-5-13):毒を食らわば皿まで/棋譜解説より

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